2008年7月29日火曜日

時々発生する「ブツッ」というノイズの正体は?

これは少し前の事になりますが、Macを利用していると、突然「ブツッ」という音(ノイズ)が鳴っている事に気付きました。

このノイズ、突然発生するので少し驚く事と、やはり耳障りな音なので、聞くと不快になります...。という訳で、原因と対策を調べてみました。すると、某大手掲示板に的確なレスがありました!

479 :名称未設定:2008/03/07(金) 22:30:29 ID:9D3KobpG0
警告音やiTunesで音楽を再生する直前とか、それ以外でも不意に「ブツッ」とノイズが出るのは既出?

2007midと2007late両方持ってるけどこの不具合が出るのは2007lateのみ

もちろんWin起動ではノイズが出ないのを確認済み。

480 :名称未設定:2008/03/08(土) 00:25:27 ID:DRxr+WK60
>>479
内蔵サウンドから出力していますか?
Intel Mac内蔵のオーディオ回路(HighDefinitionAudio 略してHDAといいます)は、
音を出力してから無音が30秒以上続くと切れるみたいです。
この切れるときと、音を出力する直前の入るときの2回、ポツとノイズが入りますね。
Windows環境では、起動したときからずっとこのHDAが入りっぱなしでした。(Vistaで確認)
つまり切れたり入ったりしないのでノイズが入らない。(そのかわり常にサーって言ってる)
USBやIEEE1394のオーディオインターフェースを使うなどするとこのノイズは回避できます。

2007年7月のAudioUpdate2007-001か、Mac OS X 10.4.10 Update v1.1あたりから
この仕様になったような... 気がする... 自信ないけど...。

481 :名称未設定:2008/03/08(土) 00:49:10 ID:7dn9Sk7r0
>>480
すごい的を射た回答ありがとうございます。
ストアのジーニアスに聞いてもそんな的確な答えは1ミリも聞けませんでした。

しかし多少の個体差はあるんでしょうね。別のMacBookでは音がしませんでしたから。。

自分はリッドクローズドモードで使用していて外部スピーカーにアナログ出力していたのでよけいにノイズが目立ちました。

ちなみに光デジタル出力でもこのノイズは回避できますよね?

482 :名称未設定:2008/03/08(土) 01:14:06 ID:DRxr+WK60
>>481
残念ながら光デジタル出力もHDAの一部で、無音30秒後にあの赤い光そのものが切れますw
デジタル出力なのでサーっというノイズはないですが、機器間のリンクが切れますのでそのとき
機器によってはブツッというノイズが発生するかもしれません。
USBやIEEE1394といった機器を使うと、HDAの範囲外ですのでこの入り切りノイズは発生しません。

しかし何にしても耳障りなノイズですよね。

483 :名称未設定:2008/03/08(土) 03:10:22 ID:7dn9Sk7r0
>>482
そうですか。。それは本当に残念です。
しかし完璧な回答によってスッキリしました。

本当にありがとうございます!!


回答してる方、本当に凄いですね!私もスッキリしました。ありがとうございますw

対策に関しては、残念ながら、今の私の環境では打つ手が無さそうです。また、音を一切出さない or 音楽を流しっぱなしするというのも現実的ではないですし...。

という訳で、今回は、ノイズの原因と発生するタイミングが分かった事が大きな収穫でした。もうノイズが発生しても驚かなくなりましたので。実際に、これだけでも大分ストレスが軽減されました。

2008年7月26日土曜日

こ、これは!? WordPress for iPhoneのソースコード

これは、soundscape outさんのエントリで知りました。

WordPress for iPhoneのソースコードって公開されているんですね。現状では、色々と問題ありそうなのですが...。

とはいえ、既にiPhone 3Gもリリースされ、App Storeもオープンしたのに、何故未だにNDAが解除されないのか!?と苛立ちを覚えている人も多いと思うので、ひとつの転機になるかもしれません。(いや、なって欲しいと期待していますw)


ちなみに、ダウンロードしてきたWordPress for iPhoneは、シミュレータでもちゃんと動作しました。




WordPress for iPhoneを少し触ってみたのですが、よく出来ていますね!こうやって間接的にでも触ってしまうと、やはりiPhoneが欲しくなってしまいますw


WordPress for iPhoneのオフィシャルサイトはコチラです。
ソースコード関連の情報はコチラから。

とてもシンプルなタグ付けアプリケーション - Tag Folders

なかなかコンセプトが面白かったので「Tag Folders」を紹介したいと思います。

Tag Foldersは少し特殊なフォルダを作成する事ができます。

Tag Foldersで作成したフォルダにファイルをドロップすると、自動的にタグ(Spotlightコメント)を追加してくれます。また、このフォルダを「開く」と、タグが付けられたファイルだけが表示されます。

と、Tag Foldersを利用するとファイルの検索効率が上がるかもしれません。


ここからは、少し分かりにくかったので、Tag Foldersの導入方法と簡単な使い方を紹介したいと思います。
  1. 「Tag Folders.app」を実行する(初回)
    → Tag Foldersを保存する場所を指定する
    ここでは「Documents folder」(書類)を選択しました。




  2. 1.の確認(初回)
    → 「OK」を選択する




  3. タグのフォーマットを指定する(初回)
    → 「Natural Language」を選択する



  4. 開くフォルダを指定する
    → 「New Tag」を選択して「OK」する




  5. タグ名を指定する
    → タグ名を入力する
    ここでは「iphone」と付けてみました。
    Tag Foldersに「iphone.app」というフォルダが作られます。




  6. タグ付けする
    → ファイルをドロップする
    「iphone」のタグを付けたいファイルは、「iphone.app」フォルダへドロップします。




    ドロップしたファイルの「情報を見る」と、Spotlightコメントに「iphone」が追加されている事が確認できます。


    ↑Spotlightコメントに「iphone」が追加されている。(特殊な記法では無く、シンプルです!)


  7. タグ付けられているファイルを表示する
    → フォルダをダブルクリックする
    「iphone」のタグ付けられたファイルを表示する場合は、「iphone.app」フォルダをダブルクリックします。


    ↑検索条件が設定されたスマートフォルダが開く


こんな感じで、Tag Foldersを使う事が出来ます。何か特別なインタフェースが用意されている訳ではなく、Finderと同じ感覚で利用する事できるところが最大の特長だと思います。

今のバージョンでは、タグの変更や削除はどうすればいいのだろう!?という課題が残っていて、総合的に考えると、例えば「Punakea」の方が遥かに完成度が高いアプリケーションだと思います。ただ、とにかくシンプルにタグ付けしたい!という場合は、Tag Foldersも面白いアプリケーションと思いました。


Tag Foldersのオフィシャルサイトはコチラから。

2008年7月25日金曜日

Gmailで、常にhttpsを使用する!

オフィシャルのブログで、紹介されていましたが、Gmailで「常にhttpsを使用する」設定が可能になりましたね。

先程確認したところ、「設定」→「全般」→「ブラウザ接続:」から設定可能でした。




という訳で、私のアカウントでは、常にhttpsを利用するように設定しました。

2008年7月23日水曜日

iLife '08がアップデートされました。

iPhotoなどiLife '08のアプリケーションが更新されました。「ソフトウェア・アップデート」から更新する事ができます。

例によって、更新された内容は、詳しくは分かりません...。いずれも互換性、安定性などが向上したようです。詳しくは以下からどうぞ。

2008年7月20日日曜日

アプリケーションごとに入力ソースの状態を保持してくれる「InputSwitcher」

「apple」と入力しようとして、「あっpれ」と入力してしまった事はありませんか?

Mac OS X Leopardには、「ひらがな」、「英字」などの入力ソースの状態を、アプリケーションごとに保持してくれる機能がありません。これは私だけかもしれませんが、アプリケーションを切り替えながら作業していると、入力ソースの切り替えを忘れ、上記のような入力ミスをしてイラッとしてしまう事がよくあります。

という訳で、今回は、この機能の一部を補ってくれる「InputSwitcher」を紹介したいと思います。

InputSwitcher導入前、つまりLeopardの標準では...
  1. ターミナルで作業する
    → 入力ソースは「英字」
  2. Googleで検索する
    → 入力ソースを「ひらがな」に切り替える
  3. ターミナルでの作業に戻る
    → 入力ソースは「ひらがな」のままなので、「英字」に再び切り替える必要がある...。
と、アプリケーションを切り替える度に入力ソースの切り替えが必要になります。そこで、InputSwitcherを導入すると...
  1. ターミナルで作業する
    → 入力ソースは「英字」
  2. Googleで検索する
    → 入力ソースを「ひらがな」に切り替える
  3. ターミナルでの作業に戻る
    → 入力ソースが自動的に「英字」に切り替わる!(InputSwitcherが以前の状態「英字」に戻してくれる)
と、このように「一手間」省く事ができます。

これは、単に入力ソースの切り替え回数を減らしてくれるだけでなく、以前の続きから自然に入力する事ができるので、思考が中断されない/されにくい、という効果があります。個人的には、文字入力がとても快適になったと感じています!

ただし、InputSwitcherが入力ソースの状態を保持してくれるのは、「Cocoaアプリケーション」だけです。例えば、FirefoxやThnderbirdなどでは効果がありません。(グローバルな値が設定されます)

一部、制限はあるのですが、InputSwitcherを導入すると、入力環境が大きく変わると思います。もし、入力ソースの切り替えの煩雑さにストレスを感じているならば、InputSwitcherを試してみてはいかがでしょうか!?


InputSwitcherのダウンロード、インストール方法、制限事項など詳しくはコチラから!

2008年7月18日金曜日

SafariDragをiPhone風にしてみた。

SafariDrag Ver0.0.3SafariTabConfig Ver0.0.5がリリースされましたね。(griffin-stewieさんの日記はコチラ

新しいSafariDragでは、iPhone風に表示させる事できると聞いて、私の環境でもやってみました。


iPhone風に表示させるには、まずはじめに、SafariDragの設定で、ターゲット数は「3 x 3」と表示位置の基準は「カーソル」とします。続いて、新しく追加された「ターゲットパネルの背景を表示しない」にチェックを入れ、No.1、3、7、9を「空欄」に設定するだけでOKです。


↑SafariDragの設定画面



↑SafariDragの動作画面


確かにiPhone風になりました!
が、最大の問題は、ターゲットの数(割り当てる機能数)が「5個」に限定されてしまう事ですねw



SafariDrag V0.0.3は、iPhone風に表示させる機能も楽しいのですが、新しく追加された「リンクを現在のタブの背面に新規タブで開く」がとても便利だと感じました。

好みによると思いますが、私の場合、リンク開くと、新しいタブで、アクティブな状態で開くように設定しています。この設定をしていると、何かメインの読み物があり、文中のリンクは"とりあえず"開いておきたい、という時が少し悩ましいです。新しいタブに移る事でインタラプトされてしまう...。

そこで、この新機能を利用すると、読み物の邪魔されずに、文中のリンクを"とりあえず"開いておく(= 非アクティブな状態で開く)事が可能になります。ちょっとした事なのですが、より快適にブラウジングできるようになったと思います。



SafariDrag Ver0.0.3のダウンロードはコチラから。
SafariTabConfig Ver0.0.5のダウンロードはコチラから。
どちらも「cyan-stivy.net」が参考になると思います!

Stackでマウスが乗っているアイコンをハイライトさせる方法

TUAW.com経由で初めて知ったのですが、すでに色々な方々が紹介されていますね。

という訳で、何を今更!?的なネタなのですが、実際に自分の環境にも導入してみたところ、なかなか良い感じだったので、設定方法をメモしておこうと思います。

以下のコマンドを実行すると、Stack(グリッド形式のみ)のアイコンがハイライトされるようになります。個人的には、マウスを追いかけるようにウネウネ動く様がツボでした。また、単に見た目の変更だけでなく、カーソルキーで操作できるようになるところも良いです!

defaults write com.apple.dock mouse-over-hilte-stack -boolean yes
killall Dock

元の状態(ハイライト無し)に戻すには、1行目の「yes」を「no」に変更して実行すればOKです。

このコマンドを実行すると、Stackが↓のように表示されるようになります。


↑マウスが乗ったアイコンがハイライトされるように変わります。


今のところ、この変更を行った事によるデメリット、例えば、表示が遅くなった等は一切感じていません。すぐに元に戻せるので、一度試してみてはいかがでしょうか!?

2008年7月13日日曜日

キーボードでアプリケーションを切り替えたい!② - Senebier

世界的なビッグウェーブに乗れなかった組です...。やはりiPhoneの話題に乗る事ができないのが、ちょっと寂しいですw

その代わりと言ってはなんですが、抱えていた宿題を、1件片付ける事ができました。

もう大分前の話になりますが、Macユーザになりたての頃、Windowsと同じように「Alt+Tabキー」でアプリケーション/ウィンドウを切り替え可能にするために「Witch」をインストールしました。(→昔のエントリはコチラ

残念ながらWitchは、ver 2.0から、シェアウェア(€9.95)になってしまいました。特に不満も無かったので「1.0.2」を使い続けてきたのですが、一方でそろそろ何とかしないとな〜とも考えていました。

そこで、もはや定番アプリケーションともいえる「Senebier」(セネビエ)を導入する事にしました。Senebierの基本的な使い勝手は、Witchと同じです。「Alt+Tabキー」→Altを押したまま「Tabキー or ↑↓キー」でアプリケーション/ウィンドウを切り替える事ができます。


↑「Alt(Option)+Tabキー」キーを押すと、ウィンドウ選択画面が表示される


ただ、Senebierには、アプリケーション・ウィンドウの切り替えだけでなく、他にも様々な機能が実装されています。

例えば、「Alt+Tabキー」→Altを押したまま「←→キー」を押すと、「最近使ったファイル」、「最近使ったアプリケーション」、「最近訪れたサイト」にアクセスできます。

また、「Alt+Tabキー」→Altを押したまま「Spaceキー」を押すと、「ガジェットランチャ」(アプリケーションランチャ)を利用できます。

他にもウィンドウの移動を手助けしてくれる機能があったり...と、本当に色々な事ができる便利なアプリケーションです。

詳しくは、オフィシャルの紹介ムービー↓と、セネビエ通信(PDF)をご覧下さい!インストールから使い方まで、スクリーンショットやコマンド表などを交えて、とても分かりやすく解説してくれています。(補足する必要もありません...w)





と、今更ながら、Senebierに移行完了しました。率直な感想として、なんで今まで放置してきたんだろう...?とちょっと後悔しています。

という訳で、Windowsと同じように、あるいはWitchと同じように、「Alt+Tabキー」でアプリケーション/ウィンドウを切り替えたい方は、まず「Senebier」を試してみる事をオススメします。


「Senebier」のオフィシャルサイトはコチラから!

より安全なパスワードを生成してくれるWebサービス − Password Chart

lifehacker.comの記事で、より安全なパスワードを生成してくれるWebサービス「Password Chart」を知りました。なかなか面白いサービスだと思いましたので、紹介したいと思います。

Password Chartは直感的に利用できます。以下、3点を入力・選択するだけです。
  1. 上段:チャートを作成するための文字列を入力
  2. 下段:パスワードを生成するための文字列を入力
  3. 数字、記号を含めるかチェックボックスで選択


    ↑例えば、「apple」チャートを作り、「mac」でパスワードを生成すると、「xr64d」となりました。(数字あり、記号なし)

このように凄くシンプルな文字列からでも、ある程度推測されにくいパスワードを生成する事ができます。

実際に利用する時は、絶対に忘れない文字列を1つ決めておいて、チャートを生成する時に「http://〜.com」のようにWebサイトのURLを使用すれば、Webサイトごとに複雑なパスワードを作成できるので、便利かも!?と思いました。(あ!チャート生成パターンがバレていると意味無いかw)

という訳で、このWebサービスを利用したからといって、万全なパスワードが生成できる訳ではありません。一応、念のため。


Password Chartを利用してみたい方は、コチラからどうぞ!

2008年7月10日木曜日

iTunes 7.7がダウンロード可能に!

タイトル通り、iTunes 7.7がダウンロード可能になりました。ソフトウェア・アップデートから更新する事ができます。

ちなみに、ソフトウェア・アップデートからダウンロードすると、説明書き欄には次のように表示されます。
iTunes 7.7 を使って、音楽、ビデオ、その他のデータを iPhone 3G と同期したり、ソフトウェアバージョン 2.0 以降がインストールされた iPhone と iPod touch のために特別にデザインされたアプリケーションを iTunes Store からダウンロードしたりすることができます。また、iPhone や iPod touch 用の新しい Remote アプリケーションを使って、家の中のあらゆる場所から iTunes の再生を制御することができます(App Store から無料でダウンロードできます)。


いよいよiPhoneのリリースが間近という感じですね!


(追記)
メニューバー「iTunes」→「環境設定...」→「一般」→「表示」の「アプリケーション」にチェックをいれると、サイドバーのライブラリに「アプリケーション」を追加する事ができます。残念ながら、現時点では、App Storeはオープンしていないみたいですねw(訂正)iTunes Storeにサインインしていれば表示できました!

2008年7月9日水曜日

Macのセキュリティ対策アプリケーション - iAntiVirus (Free Edition)

soundscape outさんの「iAntiVirus」を読みまして、私の環境にもインストールしてみました。

実は、「iAntiVirus」はシェアウェアだと思っていたので、スルーしていたのですが...。どうやら「Free Edition」でも十分使えるようです。(詳しくは「Purchase」の表をご覧下さい!)

実際に使ってみたところ、シンプルなインタフェースで使いやすく、リソース消費に関しても、今のところ気にならない範囲だったので、しばらく利用してみる事にしました。


と前フリが長くなりましたが、Macのセキュリティ対策アプリケーション「iAntiVirus」を紹介したいと思います。


↑iAntiVirusのメイン画面


ご覧の通り、すごくシンプルなインタフェースです。iAntiVirusの主な機能は、
  1. Scan my Mac(ウィルス、スパイウェアなどのスキャン)
  2. Protect my Mac(リアルタイムプロテクション)
  3. Smart Update(データベースの更新)
だけです。これから、それぞれの機能を簡単に紹介していきたいと思います。


1. Scan my Mac
早速、私のMacをスキャンしてみました。とりあえず「Quick Scan」を選択して、スキャン開始しました。


↑「Quick Scan」実行後の結果


どうやら何も発見されなかったようです。実行後に気付いたのですが、設定「General」の項目でスキャンの対象から除外するディレクトリなどを設定する事もできます。(SafariStandのサムネイルなどは除外しておけば良かった...w)


2. Protect my Mac
続いて、リアルタイムプロテクション機能を確認してみました。ここでは「eicar.org」からダミーのウィルスファイルをダウンロードしてみました。すると...


↑何か検出した場合、すぐに表示される!


ちゃんとアラートが表示されました。リアルタイムプロテクション機能も正常に動作しているようです。また、検出したファイルはすぐに「隔離」されます。「隔離」されたファイルは、設定の「Quarantine」項目で確認する事ができます。


↑「隔離」されたファイルの一覧
ここから「隔離」されたファイルを削除したり、元の場所に戻すことができます。


3. Smart Update
最後に「Smart Update」を行ってみました。


↑Smart Updateのダイアログ
今回は「最新版」だったので、何も更新されませんでした...。


設定「Smart update」の項目で、Smart Updateを実行する頻度(1週間、隔日、毎日、更新しない)を設定する事できます。

ちなみに、iAntiVirusのデータベースは「Threat List」で確認する事ができます。最近話題になった「OSX.Trojan.PokerStealer」はまだ含まれていないようです。最新の「脅威」への対応に関しては、今後に期待したいところですね。


以上、iAntiVirusの紹介でした。とても使いやすいので、何かMacセキュリティ対策をしなければ...と考えている方は、iAntiVirusを試してみると良いと思います。


iAntiVirusのダウンロードはコチラから!

2008年7月8日火曜日

覚えておくと便利かも!?Skitchの画像編集テクニック

このBlogに掲載している画像のほとんどは、「Skitch」(→ 以前紹介したエントリはコチラ)で加工、編集しています。

これまでは、画像に説明を付ける程度で、すごくシンプルな使い方しかしてきませんでした。最近、ちょっと手を加えるだけで、もっと分かりやすい and/or 印象的な画像に仕上げる事が可能だと知りました。という訳で、覚え立てのテクニックをいくつか紹介したいと思います。

今回紹介するテクニックは以下の5つです。(ヘルプ読め!とかは言わない約束で...w)
  • スポットライトが当たったように加工する
  • 影を付ける
  • 背景を透過させる
  • フォントを変える
  • 図形を切り分ける


● スポットライトが当たったように加工する
注目させたい場所を目立たせる事ができます。ここでは、Apple Storeの「iPhone」にスポットライトが当たったような画像を作成してみたいと思います。手順は以下の通りです。
  1. 「square」を選択(「circle」でも「pen」で囲みを描いてもOKです)
  2. 「translucent gray」を選択
  3. スポットライトを当てたい場所を囲む
  4. 「塗りつぶし」を選択
  5. 囲みの外をクリックして、塗りつぶす


↑オリジナルの画像



↑①〜③ スポットライトを当てたい場所を囲む



↑④〜⑤ 囲みの外部を塗りつぶす
「iPhone」にスポットライトが当たったような画像の完成!



● 影を付ける
画像に「影」を付ける事もできます。「影」を付けると、立体的に見るようなり、かなり印象が変わります。これは実際に見比べて頂いた方が分かりやすいと思うので、「計算機.app」の「影」無し/有り画像を並べてみました。


↑「影」無し(標準ではコレ)



↑「影」を付けた!


この「影」を付ける方法は、Skitchのメニューバー→「Image」→「Add shadow to image」を選択するだけです。この機能を利用する上での注意点は、「影」が付く分、一回りサイズが大きくなる事です。(余り気にする必要も無いと思いますけど...)



● 背景を透過させる
Skitchでは、画像の背景を透過させる事も可能です。透過させる手順は...
  1. 「Use Color」をクリックする
  2. 「Opacity」を「0%」に設定する
  3. 「Use Color」を「Shiftキー」を押しながらクリックする
これだけです。


↑①「Use Color」をクリックする



↑ポップアップした「Colors」の「Opacity」を「0%」にする



↑③「Use Color」を「Shiftキー」を押しながらクリックすると、背景が「透過」になる


このように、簡単に画像の背景を透過させる事ができます。ただし、残念ながら、複雑な画像では機能しません。背景が1色でベタ塗りされているような画像で試してみて下さい。

また、背景を透過させた画像を「.jpg」で保存すると、白地で塗りつぶされてしまうので、「.png」などで保存するようにして下さい。



● フォントを変える
標準では、「縁取り」と「影」の付いた文字が入力されるように設定されています。私としては、この設定で特に不満は無いのですが、フォントを変更するとガラリと印象が変わるので、知っておくと便利だと思います。

フォントを変更する方法は、文字入力中に、コンテキストメニューを表示させ、「Font」→「Show Fonts」を選択すると、「Fonts」がポップアップします。ここで、フォントや装飾(「縁取り」、「影」の設定)を変更する事ができます。

↑フォントなどを変更したい時は、右クリックでコンテキストメニューを表示させ、「Font」→「Show Fonts」を選択する



↑「Fonts」でフォントの種類や文字の装飾を変更することができる
「縁取り」を無くしたい場合は、「Outline」のチェックを外す
「影」を無くしたい場合は、「Shadow」のチェックを外す
「Default Skitch Style」ボタンを押すと、標準の設定に戻す事ができます



↑装飾やフォントを変更して、並べてみました
① 縁取り:ON、影:ON(標準)
② 縁取り:ON、影:OFF
③ 縁取り:OFF、影:ON
④ 縁取り:OFF、影:OFF
⑤ フォントに「しねきゃぷしょん」を設定



● 図形を切り分ける
正直に言えば、使いどころは不明です...。が、個人的には一番面白いな〜と感じたので、紹介したいと思います。

Skitchでは、「消しゴム」を使うと図形を切り分ける(分離)させる事ができます。具体的にはこんな感じです。


↑①例えば、「四角」を描く



↑②「消しゴム」を使い、図形を切り分けると...



↑③分離させた画像は、それぞれ別の図形として扱う事ができる!



以上、私が最近覚えたSkitchの画像編集テクニックでした。他にも簡単で、便利なテクニックがあると思います。もし、何かご存じの方がいたら、是非教えて下さい!

2008年7月6日日曜日

「OSX.Trojan.PokerStealer」対策をワンクリックで! - ARD Patcher

最近、話題になったトロイの木馬「OSX.Trojan.PokerStealer」は、すでにいくつかの対処方法が紹介されています。従って、もう対策済みの方も多いと思いますが、ワンクリックで簡単に対策可能なアプリケーション「ARD Patcher」も紹介しておきたいと思います。

何も対策を施していない状態で、「ARD Patcher」を実行すると、「Vulnerable」(鍵が掛かっていない状態)と表示されます。今回の「OSX.Trojan.PokerStealer」対策を行うには、「Click to Patch Exploit」をクリックするだけです。その後、「Secure」(鍵が掛かっている状態)になればOKです。


↑「Click to Patch Exploit」をクリックすると「Secure」に!


ちなみに、既にターミナル上から何らかの対策を行っていた場合は、最初から「Secure」になっているはずです。対策済みの方には、確認するツールとしても使えますね!

また、このアプリケーションが処理するコマンドは、同梱のソースコード「helper.c」に書かれています。処理内容が不安な方は、一度確認してみると良いかもしれません。


ARD Patcherの詳しい情報はコチラから、ダウンロードはコチラからできます。

2008年7月5日土曜日

Mac版のFlash 10 beta2は3倍速くなっている!

Adobe Flash 10 beta2が公開されましたね。今回はすぐに飛びつかなかったのですが...

Macお宝鑑定団blogさんで「Flash Player 10 for Mac OS Xは前のバージョンより3倍速い」という記事が紹介されていました。

本当か!?と思いまして、導入してみました。早速、GUIMarkで測定してみました。
  • Flash 9:6.88 fps


    ↑Flash Player 9 r124


  • Flash 10:23.14 fps


    ↑Flash Player 10 beta2(525)

私の環境ではこのような結果になりました。確かに、Mac版のFlash 10は「3倍」速くなっていると言えますね。これは正式なリリースが楽しみになってきました。


最後に、Flash 10 beta版を導入してみようと検討している方に、2つほど注意点を挙げておきたいと思います。
  • Flash 10をインストールする前に、Flash 9(現行バージョン)を削除する必要がある
    Flashの削除に関しては、コチラをご覧下さい。削除用のアプリケーションが用意されています。
    ちなみに、このアプリケーションから、Flash 10を削除して、Flash 9へ戻す事も可能です。
  • Flash 10では閲覧できないページがある
    基本的には殆どのページで問題無いのですが、一部でFlashのバージョン制限しているページがあります。その場合、Flash 10では閲覧できない事があります。
Flash 10 beta版は、これらの点を確認した上で導入して下さい。Flash 10 beta版のダウンロードはコチラからどうぞ!

2008年7月1日火曜日

Mac OS X 10.5.4 がリリース

Mac OS X 10.5.4がリリースされました。ソフトウェア・アップデートから更新する事ができます。ちなみに、今回のダウンロード容量は59MBでした。

アップデートの内容は、コチラコチラ(セキュリティ)で確認できます。この中にはSafariの改善も含まれていて、バージョン番号が「3.1.2 (5525.20.1)」になっていました。


(追記)
少し調べてみたのですが、このアップデートでは、「ARDAgentの脆弱性」、「OSX.Trojan.PokerStealer」への対策は施されていないようです。

まだ何も対策を行っていないという方は、ターミナルで以下のコマンドを実行しておくと良いと思います。
sudo chmod -R u-s /System/Library/CoreServices/RemoteManagement/ARDAgent.app

なお、元の状態に戻すには、「u-s」を「u+s」とすればOKです。

詳しくは、soundscape outさんの「OSX.Trojan.PokerStealerから自分のマシンをプロテクトする方法」が参考になりますよ!