以前、紹介しましたが、「日付と時刻」の設定で「日付と時刻を自動的に設定」にチェックを入れていれば、放置していてもそのうちに正しい時刻に戻ります。ただ、すぐに正しい時刻に合わせたい場合は、「日付と時刻」プロパティを開くなどの、ちょっとした手間が必要となります。
これまで、余り気にした事はなかったのですが、先日「GUIMark」を測定している時、何度もMacとWindows環境を行ったり来たりする事がありました。すると、このちょっとした手間が余りにも煩雑に感じるようになりまして...。
という訳で、この問題を解決すべく、調べてみました。この問題に関しては、BootCamp - PukiWiki「MacとWindowsで時計がずれる」のページがとても簡潔にまとめてくれていました。引用させて頂くと...
- 原因
ハードウェアが提供する時刻情報を, MacOS X は UTCと, Windows は地域時刻(例えば日本なら JST)と解釈します。 そのため OS を切り替えて起動するたびに,時刻が9時間ずれます。
- 対策
Windows のレジストリを変更して,ハードウェアのクロックを UTC として解釈するように変更する。
との事です。
Windowsのレジストリの変更方法に関しては、「Windowsマシンの時計をUTCにする」のページに掲載されています。
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\TimeZoneInformation]
"RealTimeIsUniversal"=dword:00000001
Windows環境で、上記を.regファイルに保存して、実行(ダブルクリック)するだけです。その後、一度Windowsを再起動すればOKです。面倒な方は、Ubuntuのヘルプページからダウンロードする事もできますよ!(→ WindowsTimeFixUTC.reg)私の環境では、この対策を施したところ、MacとWindowsで時刻がずれる事がなくなりました。MacとWindowsを併用している方にはオススメです!ただ、Windowsのレジストリを弄る事になるので、事前にバックアップを取るなど万が一に備えてから実行して下さい。
2 件のコメント:
こちらの方法で変更したUTCをJSTに戻すにはどうしたらよいでしょうか?
こんにちは。反応が遅くなって本当にごめんなさい。
さて、元に戻す方法ですが、追加したレジストリ(「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\TimeZoneInformation」の「RealTimeIsUniversal」)を削除すればOKだと思います。
少し前に、Windows環境を潰してしまったばかりなので、コチラで実機確認する事はできません...^^;一応、レジストリのバックアップを取って作業お願いします。
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