2008年10月6日月曜日

GUIからMacPortsを管理するアプリケーション - Porticus

私の環境では、コマンドやライブラリなど主にCUIベースのパッケージ管理に、MacPortsを利用しています。

これまでは、ターミナルから操作していたのですが、「Porticus」を使えば、GUIからMacPortsを利用することができるのですね!既に、Macの手書き説明書さんや、MOONGIFTさんでも取り上げられていたアプリケーションですが、最近まで知りませんでした...。


という訳で、早速試してみました。Porticusは、3ペイン形式のインタフェースで、普段よく実行する「port selfupdate」や「port upgrade installed」、「port search 〜」相当のコマンドも簡単に利用する事ができます。

「selfupdate」は、メニューバー「Ports」→「Self Update...」から実行する事ができます。


↑Self Update中


「upgrade installed」は、「Outdated」に含まれているPortsを全て選択して、「Update」ボタンを押すだけです。


↑更新方法は選択する事ができる


Portsを検索する時は、右上の検索ボックスにキーワードを入力するだけです!なお、「Installed」、「All Ports」などの検索対象を選択しておく必要があります。特にこの検索に関しては、「port search 〜」などと入力する手間が省ける分、Porticusの方が楽だと思います。

さらに、Preferencesでは、インストール先(prefix)の設定や、Porticus起動時に自動的に更新するか、verboseモードを有効にするか、などを設定する事ができます。


↑Preferencesの画面
verboseモードを有効にしたい場合は、「Advanced」から。


Porticusは、少なくとも私が利用する分には、十分過ぎる機能を備えていました。また使い勝手も「MacPorts」に特化しているだけあって、本当に快適でした。CUIベースでの操作が苦手な方や、ちょこっと使いたい時には最適なアプリケーションだと思います。MacPortsを利用している方は、一度試してみてはいかがでしょうか?


Porticusのオフィシャルサイトはコチラです。

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