2008年10月24日金曜日

TurboKitでSafari、Mail、iTunesなどが高速化する!?

WebKitを高速化すると銘打っている「TurboKit」を試してみました。

情報が少なくて、詳細なところは不明なのですが、WebKit frameworkを独自のモノに置き換えて、パフォーマンスを向上させるという仕組みのようです。なので、Safariだけでなく、MailやiTunes StoreなどWebKitを利用しているアプリケーションも高速化されるようです。


実際にTurboKitを導入してみたのですが、正直なところ、体感的にはよく分かりませんでした...。という訳で、確認のために、いつも取得しているベンチマークも取ってみました。その結果が↓の表です。


Safari 3.1.2(w/o TurboKit)Safari 3.1.2 + TurboKit
GUIMark16.15ms15.48ms
SunSpider3795.2ms3756.4
Dromaeo8932.80ms8924.40ms
V8 Benchmark Suite166166
Web Browser Javascript Benchmark221ms220ms


ご覧の通り、私の環境においては、ほぼ「誤差」と言ってよいような結果でした。ただ、ベンチマークの種類が妥当ではない可能性も高いので、その点はご了承下さい。(オフィシャルサイトの「Statistics」では、「CSS Rendering」と「JavaScript Rendering」のグラフを表示しているので、GUIMarkは関係していると思うのですが...。)

このような結果だったので、もうアンインストールしようかな〜と思っているのですが、「Mail」と「iTunes Store」の表示は速くなったような気がしています。ただ、何か明確な指標がある訳ではないので、私の誤解、勘違いかもしれません。これは他の人柱さんのご意見を聞いてみたいですw


TurboKitを試してみたい方は、コチラからどうぞ。

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