2008年1月31日木曜日

できるシリーズ「iPhoto」がwebで公開されていますね!

「できる」シリーズでお馴染みのImpress社のWebサイトで、「iPhoto iLife'08対応」が只今連載中です。(1日1レッスン更新されるようです。)調べ物をしていたのを忘れて、つい読んでしまいました。

この「iPhoto iLife'08対応」は非常によくまとまっていると思います。内容的には「ヘルプ」と同じ程度かもしれませんが、やはりスクリーンショット付きの解説は良いな〜と思いました。個人的には各レッスンに付属している「Hint!」が非常に役立っています。これは著者のヒント設定が素晴らしいからだと思います。「Hint!」は目的別リファレンスとして十分に使えると思いました。

ちなみに、オリジナルの書籍は↓です。この書籍の内容がwebで公開されています。iMovie編もwebで公開されるといいですね!

2008年1月30日水曜日

ATOK、購入しました。

ATOK 2007 for Macを試用していたのですが、ついに期限がきれてしまいました。一時、「ことえり」に戻ったのですが、ATOKに慣れてしまうともう戻れませんね...。

私の場合、ATOKを試用するキッカケは「ことえり」で日本語入力している時に、常に「全角」スペースになってしまう事でした。(半角スペースを入力するのに「Shift+スペースキー」を押すのは煩雑!)これ以外は、特に不満も無かったのですが...。最終的にATOK購入の決め手となったのは、日本語入力の「快適さ」でした。感覚的な話なので、うまく説明できないのですが、ATOKの方が、言葉を変換する時に使用する「スペースキー」を打つ回数が圧倒的に少なく済むと思います。(実際には計っていませんが...)

実はATOKの試用期限がきれたら「egbridge」も試してみようと思っていたのですが、突然の販売停止のニュース!残念ながら、試す事ができませんでした。

という訳で、私は「ATOK 2007 for Mac ダウンロード版」を購入する事にしました。


ここからは、かなり限定的な情報となります。ATOKに興味があり、ATOK体験版をインストールした事が無い方が対象です。ATOKを購入する前に、まずは体験版をインストールする事をオススメします。その理由は2つあります。
  • 体験版で設定した内容は製品版に引き継げる!
    体験版を削除する時に、体験版で設定した内容を残す事ができます。私の環境では、問題無く設定を引き継ぐ事ができました。

  • 「特別価格」で購入する事ができる!
    体験版をインストールすると、デスクトップにリンクが作成されます。ここから「特別価格」で購入する事ができます。特にダウンロード版で十分、という方にはオススメです。(CD-ROM版が欲しい場合は、Amazonなどで購入した方が安いですw)


    ↑「ATOK 2007 for Mac ダウンロード版」の場合、630円お得!

なお、ATOK 2007 for Mac 体験版のダウンロードはコチラから。

2008年1月26日土曜日

ファイルの文字コードを変換するツール - Charco

Macで、ファイルの文字コードを変換したい場合、標準で提供されている「iconv」コマンドを使ったり、あるいは実績のある「nkf」コマンドを使う方が多いでしょう。

ただ、どちらもターミナルから使用する事になります。コマンド入力に慣れていない方には取っつき難いと思います。そんな時は、「Charco」という便利ばアプリケーションがあります。使い方は簡単で、起動後に変換したいファイルと文字コードを選び、出力先ファイルと文字コードを指定するだけです。


↑4つのステップを適切に指定すると、自動的に処理が始まる


実際に「MouseoverDictionaryを使ってみた。」のエントリで作成した「UTF-8」形式の「1行テキスト形式」ファイルを「ShiftJIS」に変換してみました。100MB近いファイルなのですが、文字コード変換処理は1分程度?でアッサリと完了しました。コマンドを使うのが苦手な方は、まずはこの「Charco」を試してみると良いと思います。

ただ、よくよく考えてみると、変換したいファイルの文字コードが何か?をどうやって調べればよいか問題になりますよね...。例えば、「nkf --guess ファイル名」で調べられるのですが、このコマンドを使えるのであれば、わざわざこのツールを使う必要が無いという矛盾に気付きました^^;

以下、おまけです。
Charcoで変換する前のファイルと変換後のファイルで「nkf --guess」を使用してみました。
変換前:EIJIRO98.txt → UTF-8 (LF)
変換後:EIJIRO98S.txt → Shift_JIS (CR)
改行コードも変換されるようですね。

2008年1月24日木曜日

Firefoxのアドオン「MouseoverDictionary」を使ってみた。

Firefoxでマウスオーバー英辞郎「MouseoverDictionary」の記事を読みまして、私も試してみることにしました。公式ページは「Mouseover Dictionary」です。

結論から言うと、これはとても便利ですネ!

Safariでは「Command+Control+Dキー」で辞書を呼び出すことできるのですが、キーを押すのが少し手間ですよね...。この「MouseoverDictionary」は、マウスを乗せるだけで瞬時に単語の意味がサイドバーに表示されます。このレスポンスが本当に良くて驚きました!英文サイトを読む機会が多い方は試してみる価値があると思います。


↑レスポンスが良いので快適です!



以下、私の環境だけで発生した問題の可能性も高いのですが、少し詰まった箇所があったので、メモを残しておきます。

私は「英辞郎 第三版」のデータを使用しました。また、「1行テキスト形式」は「DiDi Dictionary Viewer」を使用しました。(作成方法は、ツールバーから「ツール」→「PDICから他形式へ」→「PDICから1行形式」を選択するだけです。後は、ソースとなる英辞郎の辞書データを選び、出力先のファイル名を指定してしばらく待てば出来上がります。)

この状態でインストールしたところ、サイドバーに表示される訳語が文字化けしてしまいました。原因は文字コードの問題です。MouseoverDictionary用のデータベースを作成する時、文字コードは「SHIFT-JIS」であることが期待されています。私の環境では「UTF-8」形式のデータだったため、文字化けが起きてしまいました。辞書の文字コードは「SHIFT-JIS」形式を用意した方が良いでしょう。

なお、作成に失敗したMouseoverDictionary用のデータベースを削除したい場合は、以下のファイルを削除すればOKです。(適宜読み替えて下さい)

~/Library/Application Support/Firefox/Profiles/(任意).default/mouseoverdictionary.sqlite


ここからは、さらにニッチな情報になりますが、「SHIFT-JIS」以外の文字コードの辞書データを使って、MouseoverDictionary用のデータベースを作成する事も可能です。具体的には、「mouseoverdictionary.jar」内の「contents/options.js」ファイルの119行目、charset変数を"SHIFT-JIS"から”UTF-8"などお好みの文字コードに書き換えればOKです!



(追記:9/5)
DiDiで作成した「1行テキスト形式」ファイルの文字コードを変換するには、「Charco」(紹介した記事はコチラ)を利用すると便利です。改めて、インストール手順をまとめみると...
  1. DiDi Dictionary Viewで「1行テキスト形式」を作成する
  2. Charcoで、1.で作成したファイルの文字コードを「UTF-8」から「Shift-JIS」に変換する
  3. MouseoverDictionaryをインストールする(2.のファイルをロードする)
この手順でインストールすれば、文字化けしなくなると思います!

コンテキストメニューからファイルを「新規作成」するアプリケーション− NuFile

普段はそれほど必要だと思わないのですが、例えばMacで新しいアプリケーションのちょっとしたテストをしている時など、Windowsの「新規作成」機能が欲しくなる事があります。

Windowsにはコンテキストメニューに「新規作成」という項目があります。ここから空のテキストファイルなどを作成する事ができます。


↑テキストファイル、イメージファイル等を作成することができる


Macでは、コンテキストメニューから「新規フォルダ」「新規ディスク作成フォルダ」を作成する事はできるのですが、新規ファイルを作成する事ができません。これを補ってくれるアプリケーションが「NuFile」です。

ダウンロードしてきたpkgをインストールすると、コンテキストメニューに「その他」→「New File」項目が追加されています。また、「システム環境設定」→「その他」欄には「NuFile」が追加されています。各種設定はここから行います。

標準では「txt」、「rtf」、「html」、「tex」、「java」、「php」、「xls」、「doc」、「ppt」形式のファイルが登録されています。必要な形式だけ「Show」項目から選ぶと良いでしょう。

また、ファイルを作成すると自動的に関連付けされているアプリケーションが起動する設定になっています。起動させたくない場合は「Open」項目のチェックを外します。

独自のテンプレートファイルを新規作成したい場合は、テンプレートファイルを用意して、このウィンドウにドラッグすればOKです。


↑NuFileの設定画面



↑Macでもコンテキストメニューから新規ファイルを作成する事ができる!


なお、このアプリケーションの削除したい場合は、以下の2箇所を削除して下さい。
  • /Library/Contextual Menu Items/NuFile.plugin
  • /Library/PreferencePanes/NuFile.prefPane

Macでは新規の空ファイルを作成する時、"touch"コマンドを使用するのが主流だと思います。この「NuFile」を導入しておけば、GUIから簡単に新規の空ファイル(あるいは、テンプレートファイル)を作成する事ができます。わざわざターミナルを起動するのが面倒な時に、とても便利なのでオススメです!

NuFile 2.0」のダウンロードはコチラから。

Finderからファイル名を変更するショートカット

Finderから名前を変更したい時は、ファイル又はフォルダを選択した状態で「Enterキー」を押すだけなのですね...。なんかアプリケーションが起動していまいそうで、実はまだ実行するのに抵抗がありますw

でも、ずっとマウスを使ってファイル名の変更していたので、このショートカットを覚えた事で、かなり操作が快適になりました!

おそらく常識だろ!というレベルのショートカットだと思うのですが、私には新鮮だったので取り上げてみることにしました。

ちなみに、Finderからアプリケーションを起動したいときは「Command+Oキー」ですね。

2008年1月23日水曜日

効果絶大! - Mighty Mouseの掃除方法

Mighty Mouseを購入してから2ヶ月程経ちました。

予想通り?スクロールボールが調子が悪くなってきました。Appleの掃除方法も試しているのですが、ある程度の効果はあるものの、すぐにボールを転がしてもスルスルと滑ってしまい、スクロールが機能しなくなってしまいます。

と、少し困っていたのですが、簡単かつ効果的な掃除方法を紹介している方がいました。
ここの方法1で紹介されている掃除方法です。必要なモノは、
  1. 平らな場所
  2. キレイな紙(上質紙が良いと思います)
これだけです。平らな場所に紙を敷いたら準備完了です。あとはマウスを上下逆さに持って、スクロールボールをグリグリと紙に擦りつけるだけです。(図解されているので、ここで説明するまでもないですね!)

私が使っているマウスは、この方法で絶大な効果が得られました。もしスクロールの効きが悪いな〜という方がいたら、この掃除方法を試してみてはいかがでしょうか?ただし、力の入れ過ぎにはご注意下さい。

これは凄い!スクリーンショットの撮影から編集、共有までできるアプリケーション - Skitch

このブログで、Macのスクリーンショットを使ったエントリを書く時は、「InstantShot!」で撮影して、「ImageWell」で編集を行っています。どちらもシンプルなため使いやすく、本当に優れたアプリケーションだと思っています。

ですが、今回紹介する「Skitch」の登場によって、一気に私の環境が変わるかもしれません!まだ見ていない方は、是非一度この動画をご覧下さい。




Skitch」は、スクリーンショットの撮影、画像の編集、そして画像の共有まで行う事ができます。しかもインタフェースがシンプルな上、ヘルプもさりげなく表示されているので、一度動画を見ただけなのですが、使い方には全く困りませんでした。これは凄すぎる!!

今はPublic Betaということで無料で試すことができます。特にブログでスクリーンショットをよく撮影されている方にはオススメです。「Snap」ボタンから簡単にスクリーンショットを撮影する事ができます。範囲指定だけでなく、フルスクリーンの画像も撮影できますし、タイマーで撮影する事もできます。撮影した後、すぐに画像編集作業に入れるので本当に快適です。

また、スクリーンショットだけでなく、iPhotoから画像を読み込んで、いたずら書き画像を編集する事も簡単にできます。画像編集している時に凄いと感じたのが、フリーハンドで書いた線が自動的に滑らかになる事です。自然と綺麗な線が描けるので、マウスで気軽に書き込みできます。これは使っていて楽しいですね!


今はまだ「Beta」で無料で使えるのですが、この製品ならば有料になっても使いたいと思いました。本音を言えば、Appleが買収して、無料で使えるようにしてくれると良いな〜と思っていますけど。Macには標準で「MSペイント」に相当するような、簡単なお絵描きソフトが無いのがちょっと不満でした。このアプリケーションが標準でバンドルすれば、そんな不満も出ないし、さらに.Macで簡単に共有できるようにすれば、.Macユーザも増えて良いはず!と思うのですが...。少し脱線してしまいましたが、今後も「Skitch」には注目していきたいと思っています。

「.DS_Store」を含めずに圧縮するツール - CleanArchiver

Macでディレクトリごと圧縮したファイルをWindowsから開くと、「.DS_Store」という謎のファイルが存在していることに驚きました。最初は「ウィルス!?」と思ったのですが、調べるとすぐにMacが自動的に生成したファイルと分かりました。Finder上でアイコンの場所などの情報を記憶していて、Windowsでいうところの「Desktop.ini」に相当するファイルのようですね。

「.DS_Store」は、Mac以外の環境を使っている人にとっては不要のファイルです。Mac以外の環境で使う場合は、あらかじめ「.DS_Store」を削除しておきたいですよね。でも、OS標準の圧縮ツール「BOMArchiveHelper」は、ディレクトリごと圧縮すると「.DS_Store」も含めてしまいます。

さらに「.DS_Store」は不可視ファイルなので、Finderからは見ることも消すこともできません。ターミナルからは操作できるのですが、毎回「rm .DS_Store」コマンドを実行してから圧縮するのも手間が掛かります。

そんな時に便利なのが「CleanArchiver」です。圧縮する時、自動的に「.DS_Store」ファイルなどを削除してくれます。使い方は非常に簡単です。アプリケーションを起動して、圧縮したいディレクトリ/ファイルをドラッグアンドドロップするだけです。


↑ここにドラッグアンドドロップするだけ。
このアプリケーションを頻繁に使う場合は、Dockへ登録して、アイコンにドラッグアンドドロップすると便利です。


これも定番のアプリケーションだと思いますが、謎の「.DS_Store」から解放された感謝を込めて、改めて紹介させて頂きました!



本題からは少し外れますが、リモートにあるファイルサーバに「.DS_Store」ファイルを作成させないようにする方法があります。詳しくはコチラをご覧下さい。LeopardでもOKのようです。(via tunefsの日記さん)

2008年1月22日火曜日

Time Machineのバックアップ方法を"少し"変えてみる

Time Machineは本当に素晴らしいバックアップソリューションだと思います。HDDが故障し、大量のデータを失った経験がある方は、特に実感しているのではないでしょうか?

Time Machineの良いところは、Time Machine用のHDDが接続されていればユーザーは何もしなくても自動的にバックアップを取り続けてくれる「シンプル」なところだと思います。ただ、このシンプルさは運用の柔軟性に欠けるという表裏一体だとは思いますが...。

という訳で、「シンプル」過ぎるTime Machineをもう少し柔軟に運用する方法をまとめてみました。
  • 「今すぐバックアップを作成」する方法
    Dock上のTime Machineアイコンを「Controlキー+クリック」する
    「今すぐバックアップを作成」をクリックする


    ↑「1時間」待たずにすぐバックアップを取得することできます
    ただし、この方法は、Dock上のアイコンからしか実行できないようです。(Time Machine.appをControl+右クリックしてもダメでした)

    Time MachineをDockに登録したくない!という方は、「Start Backup 0.1」というアプリケーションがオススメです。このアプリケーションからすぐにバックアップの作成を始めることができます。


  • バックアップを作成する間隔を変更する方法
    ターミナルでdefaultsコマンドで変更する事ができます。
    例えば、バックアップを作成する間隔を「2時間」に変更したい場合は、以下のようなコマンドを実行すればOKです。(コマンドは1行です。また管理者パスワードが必要になります。)

    sudo defaults write /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.backupd-auto StartInterval -int 7200

    最後の「7200」がバックアップを作成する間隔(秒単位)です。ここにお好みの時間を指定して実行して下さい。なお、デフォルトでは「1時間」=「3600」が設定されていますので、「3600」を指定すれば元の状態の戻すことができます。
    (参考:mbp&coさんの「Leopardを便利にする裏ターミナル・コマンド19 + α」)

    バックアップを作成する間隔を変更するGUIツールもありますが、個人的には上記コマンドでの設定をオススメします。

    TimeMachineEditor
    なぜか私の環境では動作しませんでした...。

    TimeMachineScheduler
    標準のデーモンを停止して、独自のデーモンを起動する仕組みのようです。正直、影響する範囲が分からなかったのでインストールを見送りました...。


  • ネットワークドライブにバックアップを作成する方法
    これは先のエントリでも取り上げましたが、「iTimeMachine」が利用できそうです。(via MOONGIFTさん

    ですが、少し待てば特別なアプリケーションは必要なくなるかもしれません。どうやらMac OS X 10.5.2には、ネットワークドライブにTime Machineのバックアップを作成する事ができるようになっているようです。(via MacScoopさん)おそらく、Time Capsuleが発売される頃には利用できるようになっているでしょう。

以上、Time Machineのバックアップの仕方を”少し”変更する方法でした。

2008年1月21日月曜日

Macbookで”Air”を考えてみた。

Macbook Airが発表されてから、色々なところで様々な議論が交わされていますね。賛否あるにせよ、これだけ話題になるのはさすがだと思いました。

発表後のエントリでも書きましたが、今のところ”Macbook Air”を購入する予定はありません。が、Appleが打ち出した”something in the air"の考え方には強く共感しています。

でも、自分の環境を省みると、”Air”とは一切無縁の状態だったりします。なんと全て有線で接続されています!こんな状態から”Air”にするにはどんな製品が必要になるのか、少し興味が沸いたので調べてみました。
  • マウス
    本命はApple純正の「Apple Wireless Mighty Mouse MB111J/A」でしょうか。

    wirelessマウスの問題は、当たり前の事ですが、電池が切れると使用できない!ということです。昔の話になりますが、私もwirelessマウスを使っていた事があります。この製品はすぐに電池が切れてしまい、何度も何度も電池を交換する羽目になりました。結局数ヶ月ほどで使うのを止めてしまった経験があります。それ以来、wirelessマウスはトラウマになっていて、今でも有線を愛用しています。

    こんな私ですが、これなら欲しい!と思ったのが「AnyCom BTM-100 Bluetooth Mini Mouse」です。デザイン的にも悪くなさそうだし、USB接続のクレードルから充電する事ができるようです。その上、有線マウスとしても機能するようです。これはイイカモ!(レポートは、ぶろぐ柳緑花紅さんの「BTM-100を使ってみて」が参考になります)

  • プリンタ
    プリンタにBluetoothユニットを接続すれば、”air"環境で印刷する事ができそうです。具体的には、BIP、OPP、SPP、HCRPのプロファイルに対応していればよさそうです。(via キャノン Bluetoothユニットの仕様

    候補としては...
    PLANEX Bluetooth Ver2.0+EDR対応 Microサイズ USBアダプタ BT-MicroEDR2
    プリンストンテクノロジー Bluetooth USB アダプター PTM-UBT3S
    これらの製品は、サイズも小さいから目立たなくて良さそうだと思いました。電波の強さに関しては、若干不安ですが、私の環境では、プリンタまでの距離が近いので大丈夫だろうと思っています。ちなみに、Bluetooth接続の場合、スキャナ機能を利用する事はできないようです。

  • ネットワーク
    これからネットワーク環境を”Air”にするなら、単に「無線で接続できました」という考え方は捨てて、「全ての基幹となる」と位置づけて構築しようと考えています。私の場合、”速さ”と”便利さ”で妥協したくなかったので、以下の絞り込みの条件を設定してみました。

    1. 802.11 n(draft)に対応している
    2. HDDを接続できる(USB)

    さすがに「802.11 n(draft)」に対応した機器はまだ少ないですね。いくつかのメーカーを調べていて気付いたのですが、実は上で挙げた条件よりも重要視しているポイントがありました。それは、「角(アンテナ)が付いていないこと!」です。角が3本付いた機器とか電波が強そうなのは分かるのですが、アレを自分の部屋に置きたくないです...。結局、AirMacがいいなぁ〜という結論になりました。

    AirMac Express」は値段的にもサイズ的にもリーズナブルで良かったのですが、条件1, 2共に該当しないので残念ながら断念しました。

    最終的には「AirMac Extreme」と「Time Capsule」が残りました。既に外付けHDDを所持しているので「AirMac Extreme」でいいかな〜と思っているのですが、「Time Capsule」も非常に気になっています。これは発売後のレポートを読んでから判断しようと考えています。

    ところで、条件2の外付けHDDの利用目的は「Time Machine」です。一般的には「Time Machine」はネットワークドライブに対応していないのですが、アプリケーションを導入すれば簡単に実現できそうです。詳しくは、MOONGIFTさんの「ネットワークドライブでバックアップ iTimeMachine」という記事が参考になります。

  • スピーカー
    ついでに「音」に関しても"air"化を考えてみました。これは、Bluetooth(A2DP)に対応したオーディオレシーバーで実現できそうです。候補としては、

    SONY ワイヤレスオーディオアダプタ HWS-BTA2W
    ソニー ワイヤレスオーディオレシーバー ホワイト DRC-BT15P W
    PLANEX Bluetooth受信機 BT-01R

    このあたりでしょうか。調べていて感じたのですが、PC用スピーカーと接続しようとした場合、選択肢は余り多くないですね。一方、iPodや携帯電話での使用を前提に考えられた製品は多いので、Bluetooth対応のヘッドフォン、ヘッドセットは充実している思いました。なかでも、「Plantronics Bluetooth対応 ワイヤレスステレオヘッドセット(両耳タイプ)Pulsar590A 69746-16」は良いですね!マイクが付いていてSkypeに対応しています。充電用のクレードルが付属しているので電池の心配もありません。また、コードで接続すれば有線ヘッドフォンとして使用できるようになっています。上で紹介したマウスと同じように、非常にギミックの詰まった製品です。が、値段も相応ですね^^;
これらを導入して、やっと全てのケーブルから解放されます!ここまでくれば、”Macbook Air"と名乗って良いですよね!?

2008年1月20日日曜日

Mail.app - 「ルール」を設定すればより快適に!

今のところ、プライベート用のメールクライアントとしてはMail.appを使っています。やっぱりアドレスブック、iCalとの連携がとても簡単、便利で手放せないですね。

また、「スマートメールボックス」の機能も良いです。iTunesやiPhotoと同じ感覚でフィルタを簡単に作成できます。もう何度も書いていますが、このインタフェース、操作性の統一感は本当に素晴らしいと思います。

と、書いているのですが、実はMail.appを使い始めの頃に、一度挫折しました。当時は設定方法が分からず、なんとなく気持ち悪い状態だったので使うのを止めてしまいました。具体的には困っていたのは...
  1. メールを振り分ける方法が分からない!
  2. Appleから届くメールだけ、なぜか「水色」に表示されて気持ち悪い!
この2点です。
メールを振り分ける方法に関しては、「スマートメールボックス」を使う事で解決しました。Windowsでは「フォルダ」へ振り分ける設定を行っていましたが、Mail.appではその必要がありませんね!(Mail.appにも振り分け機能はあります)

もう一つの「水色」の方は、本当にくだらない理由だと思いますが、Appleから届くニュースレターだけが「悪目立ち」していて困っていました。色々弄ってみて分かったのですが、「フォーマット」→「カラーパネルを表示」から「白」を選択すると背景が白くなる事、メッセージを右クリックしてコンテキストメニューから「ルールの適用」を選択するとまた「水色」に戻る事がわかりました。

ん?「ルール」ってなんだ??

ここまできて、ようやくメニューバー「Mail」→「環境設定」→「ルール」タブを発見しました!この「ルール」を設定する事で、メールを振り分ける事や、メッセージの背景色を変更する事などができます。


↑早速「水色」を解除してみた
「アップルからのニュース」を「編集」する場合、ルール数が多いため、環境によっては表示しきれません。編集ウィンドウから復帰するには「escキー」を押せばOKです。

この「ルール」はとても強力です。例えば、アドレスブックに登録されている人から届いたメールには色を付ける、といった設定も簡単にできます。詳しくは、experimental_bさんの「Mac OS X の Mail のルール」が参考になると思います。


以下、蛇足です。
なんでこんな遠回りしてしまったのか?原因を分析してみました。例えば、メールの振り分けは「メッセージボックス」単位で設定するものだと思い込んでいました。まさか全体の「環境設定」から「ルール」を設定するとは想像もしていませんでした。でも今なら昔の自分に言ってやりたいです。「ヘルプ」を10回読め!ちゃんと書いてあるだろ!!と。まあ、「ヘルプ」っていうのは解決した後に読むから理解できるんだとは思いますけどネ!

2008年1月19日土曜日

Macハンドブック

Macin' Blogさんの「Macハンドブック」で知りましたが、ハンドブックが更新されたようですね。

個人的な感想になりますが、Macのハンドブックは本当に良くできていると思います。一通り読めば、何ができるのか分かるようになっていて、特にMacを触り始めた頃は本当に役立ちました。ただ、このハンドブックはどこからアクセスすればいいの?という点で大きな問題があると思っています。

という訳で、知っておくと便利なハンドブックへのリンクを5つ挙げてみました。
  • Macインタフェースのグランドツアー
    Finder、デスクトップ、メニューバー、DockなどMacの特徴的なインタフェースを解説するハンドブックです。トップの画像がTigerなのはキニシナイ!(内容はLeopardになっています)

  • 仕事と遊び
    Safari、Mail、iLifeなど標準でインストールされている様々なアプリケーションの使い方を解説したハンドブックです。アプリケーションを使っていて困ったらここを調べてみるとよいかもしれません。(1/19時点では、まだ「Spaces」、「Time Machine」、「Boot Camp」のハンドブックは、リンク張られていないみたいですね)

  • Macのセットアップ方法
    壁紙やスクリーンセーバーの変更をはじめとして、キーボードの割り当てを変更する方法(例えば、CapsキーとControlキーを変更する)など、Macの環境をカスタマイズするための情報がまとまっています。

  • 周辺機器の接続とインターネットへの接続
    実はここのハンドブックは殆ど読んだ事がありません。自分の持っている機器はつないだだけで全部認識したし、それほど困った記憶がなかったので...。

  • スイッチハンドブック
    主にWindowsから移行する人を対象としたハンドブックです。ここのハンドブックは古い記事が含まれています。それでも「Aquaへようこそ」はMacを使い始めの頃よく利用して、Macを理解するのに役に立ちました。
以上、Macのハンドブックをまとめてみました。
でもブックマークするなら、「Macハンドブック」ここだけOKだと思います。

2008年1月17日木曜日

MacのWindows環境 - Bootcamp+VMwareを併用する

MacのWindows環境をBootcampとVMwareの両方から起動できるように構築し直しました。今回はその時の備忘録です。

私はVMware Fusion 1.1を使用していますが、Parallels Desktop for Macでもそれほど変わらないと思います。
  1. Bootcampのメリット
    最大のパフォーマンスを得られる!
    というのもあるのですが、3Dには微妙な、場合によっては致命的な違いがあります。VMwareでは、DirectX9.0をサポートしているのですが、shaderは対象外です。これが、具体的にどんな問題を起こすかというと「CivilizationⅣ」の地面が真っ黒で表示され全くゲームになりません!Macbookに搭載されているGPU(GMA X3100)は、一応DirectX9.0c(shader含む)をサポートしているので、BootcampからWindowsを起動すれば「CivilizationⅣ」の地面もちゃんと表示されるようになります。ただし、ファンは回りっぱなしかつ、グラフィック「低」にしてなんとか動くレベルですが...

  2. BootcampとVMwareとの共存とWindowsのライセンス
    VMwareでは、BootcampにインストールしたWindowを起動することが出来ます。この時、Windowsのライセンスが気になるところです。先に結論を言えば、Bootcamp領域にインストールしたWindowsを使用する分には、1つライセンスがあればOKです。

    田中俊光のBlogさんに詳しいエントリがあります。とても参考になりました、ありがとうございます!
    Boot Camp/ParallelsとWindowsのライセンス

    Windowsのライセンスの考え方は、Windowsを起動する環境の数ではなく、Windowsがインストールされた領域の数だけ必要という事です。結局、Bootcamp領域にWindowsをインストールする時に1つライセンスが必要になります。VMwareからBootcamp領域のWindowsを使用する場合は別途ライセンスは必要ありません。ただし、ライセンス認証のプロセスは必要となります。(勿論、Bootcamp領域以外にWindowsをインストールした場合は、別途必要になります)

  3. Windowsをインストールしたら、Macが起動しなくなった!?
    と誰もが一瞬困る事でしょう...(これは私だけ?w)
    そんな時は、電源を入れた時、再起動が掛かった時に、すかさず「Optionキー」を押せばOKです。起動したいOSを選択できます。

  4. Mac上の「Untitled」が格好悪い
    Bootcamp領域にWindowsをインストール後、Macを起動すると自動的にBootcamp領域が「Untitled」としてマウントされます。さすがにコレは格好が悪いので、この名前を変更するには、Windows側で操作が必要になります。エクスプローラー上から「ローカルディスク」の名前を変更すればOKです。
    なお、アイコンも凝ったものにしたい!という場合はパソコンよろずQ&Aさんの「Mac OS X上のWindows Vistaドライブのアイコンを変更するには」が参考になります。
以上です。
今回、失敗したな〜と思っているのは、インストール時にFAT32でフォーマットしておけばよかった...という事です。MacからNTFSには書き込みできません。FAT32には書き込みができるので、MacからWindowsのディスクに対して読み書きできて便利だったかもしれないな〜と後悔しています。ただし、OSはWindowsXPのみ、ディスクのサイズは32GB以下という制約があります、念のため。

けど、もう一度Windows環境を構築するのは、Windows Update>再起動>...の繰り返しに心が折れました。もうやりませんw

2008年1月16日水曜日

Macbook Air

噂されていたとおり、Macbookの薄型が発表されましたね!
確かにこれは凄い!
色々なサイトで新型の予想がされてましたけど、蓋を開けてみれば、そのいずれも遙かに超える出来なんじゃないかと思います。

で、今現在の私の物欲バロメータを示すと...
  • 欲しい? → Yes!!!
  • 買うの? → うーん...No!
こんな感じです。デザインも含めて、軽い薄いのは本当に魅力的だと思います。それにマルチジェスチャーパッドとか一度使った手放せなくなりそう!でも、耐久性は大丈夫なの?というのが最大の不安ですね。それと、LANポートが無かったり、USBが1個しか無かったり、メモリ、HDD、バッテリーの交換は不可だったり...と、あまりにも拡張性を犠牲にしすぎていない?というモヤモヤとした不安もあります。一方で、DVDドライブは別のコンピュータから借りるという発想の「Remote Disk」は良いですね〜まさに「Air」なんだな!と思います。

まだ実物を見ていないし、触ってもいないので断定はできませんけど、写真やスペックで判断すると、Macbook Airはユーザを(かなり)選びそうですね。でもこの尖りかたがAppleなんだな〜と思いました。


ちなみに、JobsのKeynote(英語)はコチラで見る事ができます。

2008年1月12日土曜日

アプリケーション削除を手助けしてくれるAppCleaner

予想以上に(と言ったら失礼ですかね...)、Macにもフリーのアプリケーションがありますね!色々と試行錯誤するのを楽しんでいます。ので、よくアプリケーションをインストールしては削除する事を行っています。

Macの場合、Windowsのレジストリに相当するモノはないので、.appファイルを削除するだけで大体の場合はOKです。ただ、アプリケーションが自動的に作成したファイルなどは削除されないままゴミとして残ってしまう事があります。これらのファイルを検出して、.appファイルと同時に削除してくれるアプリケーションがあります。
  • AppCleaner


    ↑ここに削除したいアプリケーションをドロップするだけ

インストールされているアプリケーションやウィジェットの一覧が見れたり、削除しないアプリケーションを設定する事もできます。様々なアプリケーションを試行錯誤する事が多いので、本当に重宝しています。(もっと早く知っていれば良かった!)

類似のアプリケーションとして、
もあります。こちらは常駐型です。もしかしたら、こちらの方が使い勝手は良いかもしれません。

個人的には、削除処理は多少手間が掛かっても、より積極的な意志が無いと消えない形式の方が安全だろうと考えています。そんな訳で、今のところはAppCleanerを利用しています。

2008年1月11日金曜日

iCalの「照会」って便利ですね!

これまでMacを使ってきた方には「何を今更!?」的な話だと思いますが、iCalも良いアプリケーションですね!特に気に入った機能としては...
  • Mail.appと連携している
  • 「照会」で公開されているカレンダーを読み込める
Mail.appとの連携では、本文に日付っぽい文字列があると簡単にiCalに登録できます。異なるアプリケーションという事を全く意識させない作りになっていて、本当にMacらしいな〜と思います。また、「照会」の機能も本当に便利ですね。実際に使ってみたサービスを紹介したいと思います。
  • Apple - iCal
    特に「祝日」は便利
  • Livedoor - iCal天気
    日本の各地の天気予報をiCalに登録する
    ※照会として登録したい場合は「webcal方式」を選択
  • Amazon2ical
    Amazonの検索結果(発売日)をiCalに登録する


    ↑iCalに祝日と天気予報の「照会」を登録した
    赤色が祝日、オレンジ色が天気予報
    天気予報は毎日更新される(設定による)

これ以外にも、Jリーグの日程を公開している方もいたりして、単なるスケジュール管理だけではない、自分好みのカレンダーが作れそうです!

SQLiteが使われていたのか〜

フラフラとウェブを見ていると、マイコミジャーナルで長期連載中「OS Xハッキング!」の記事に目が止まりました。タイトルは、「SQLiteが広げるこれからのアプリケーション」。

ポイントは、Tigerの頃からSafari、Mail、Spotlightなどの普段からよく使っているアプリケーションでSQLiteが使用されているとの事。実際に自分の環境で調べてみると、確かにSQL文でメールのタイトルなどが取得できます。SQLiteの知識があれば、アプリケーション開発や、(記事にもなっていますが)パフォーマンスチューニングなど様々な場面で役立ちそうですね!これは勉強してみる価値があるな〜と思いました。

実は、Rails 2.0でもデフォルトのデータベースがSQLiteに変更されたし、これから組み込みデータベースとしてSQLiteが流行るんだろうな〜と漠然と思っていました。が、それはもう時代遅れの感覚でした。自分が知らなかっただけで、普段から使っていたのですね...。所詮ファイルベースのデータベースでしょ!?なんて思っていた時期もあったのですが、認識を改めます。

2008年1月10日木曜日

Macでスパイウェア対策 - まずは「OSX.RSPlug.A」編

少し探してみたのですが、フリーで提供されているMac版のスパイウェア対策ソフトがありませんね。何か良いツールがあれば是非教えて頂きたいです。

そもそも、Macで対策する必要があるのか?というのありますけど。結局大きく取り上げられた問題は、去年CNETなどで記事になった「OSX.RSPlug.A」の1件しか知りません。これも、引っ掛かるとは思えないしなぁ...。

ちなみに、このスパイウェアを削除するツールがフリーで提供されています。

実行してみれば(しなくても?)、気づくと思いますが...
どう見ても「MacScan」の宣伝です、本当にありがとうございました。
でも、このやり方は好感が持てますw


という訳で、Macでのスパイウェア対策に関しては、しばらく様子見しようと思っています。もし何か良いツールを見つけたら取り上げようと思います。

2008年1月9日水曜日

ファイル名の変更を簡単にしてくれるソフト - Renamer4Mac

コンピュータを使っていると、ファイルの名前を自動的に、なおかつ一定の規則に基づいて変更したい場合が出てくると思います。例えば、先のエントリのように、拡張子「divx」を「avi」へ変更したいな〜というケースです。

Macの場合、実態はUnixなのでスクリプトを書いてもいいのですが、やっぱりGUIから変更できた方が簡単ですよね!そこで、このようなファイル名を簡単に変更するアプリケーションをいくつか試してみました。個人的に、もっとも直感的に操作できたのが「Renamer4Mac」でした。

ここでは、「Renamer4Mac」を使って、拡張子「divx」を「avi」へ変更する方法を紹介したいと思います。


↑リネーム対象となるファイル名は色が変わるので分かりやすい
※画像が小さくて申し訳ありません...


Renamer4Mac」の良いところは、単にシンプルなだけではありません。ファイル名に連番を振る事もできるし、よく使うリネーム処理はプリセットとして登録して、いつでも呼び出す事ができたり機能も十分揃っているところも挙げたいと思います。


↑例えば「IMG_001」などの連番を振る事ができる



↑よく使うパターンはプリセットとして保存しておくと良い


これは定番アプリケーションなので、私が紹介するまでも無かったですね。それに本当に直感的に使えるので、解説も必要あるのか?と思っていたりします。ただ、先のエントリの補足として取り上げる事にしました。

Quick Lookで「divx」形式の動画を再生すると...

先日、iPhotoでスライドショーを作ってみた時の話です。最後にDivX Proでエンコードした結果、「.divx」が作成されました。これをQuick Lookで確認しようと思ったのですが、再生されません...。

↑こんな感じで、ファイルの情報だけが表示される


少し調べてみると、この形式の動画をQuick Lookで再生させるためには、拡張子「divx」のままではダメで、拡張子「avi」に変更すればOKのようです。
(情報元:鬼八郎のひとりごとさんのエントリより)

実際に私の環境でも、拡張子を「avi」に変更したら再生できました。「divx」形式と「avi」形式は実質同じなので、拡張子を変更する事は問題は無いと思われます。ただ毎回リネームするのが手間ですよね。

このようなリネーム処理を簡単にしてくれるアプリケーションに関しては、コチラにまとめました。

2008年1月7日月曜日

ClamXavを使ってみた!

Macを使いはじめてから、そろそろ2ヶ月ほど経ちます。色々とアプリケーションも導入したし、ウィルスが紛れ込んでいないか一回チェックしてみようと思いまして、ClamXavを使ってみる事にしました。

■ClamXavを導入する環境
  • Macbook (late2007)
  • Leopard 10.5.1
  • ClamXav 1.0.8 (ダウンロードはコチラから)

■ClamXavのインストール
インストール方法は、ClamXavドキュメンテーションを参考にしました。ClamXav 1.0.8は、スキャニングエンジン、定義ファイル共にGUIから簡単にインストールする事ができます。以前のバージョンではターミナル上からスキャニングエンジンのビルド作業が必要のようでしたが、少なくとも私の環境ではGUIから簡単にインストールする事ができました。

初回起動した時に「スキャニングエンジンのインストール」と「定義ファイルを更新」を押すだけです。(スナップショットがなくて申し訳ありません...。)


■ClamXavの設定
ウィルススキャンを開始する前に、スキャンしないファイルやディレクトリを設定する事をオススメします。特に、VMwareやParallelsなどでWindows環境を構築している場合、仮想ディスクをスキャンの対象から外した方が良いです。

スキャンしないファイルを設定する場所は、「環境設定」→「一般」タブ→「名前に次を含むファイルは除外:」の下にあるテキストボックスです。ここの設定がUnix的なのですが、正規表現で書く必要があります。コチラに詳しい解説がまとまっていますので、是非一度ご覧下さい。ここでは設定のポイントを簡単にまとめてみました。
  • テンプレート
    テキストボックスには、以下の形式で書く
    ※複数の条件を指定したい場合は「|」でつなげる
    ^(
    除外したいパターン|除外したいパターン|...)$

  • 拡張子
    例えば、「xxx」を除外したい場合、以下のように書く
    .*/[^/]+\.xxx

  • ディレクトリ
    例えば、「/Users」以下を除外したい場合、以下のように書く
    /+Users/.*
私の場合、VMwareの仮想ディスク(拡張子:vmdk)と、iTunesの音楽とアートワーク(拡張子:m4a、itc)と、iPhotoの写真(デジカメから読み込んだjpg、JPGファイル)をスキャンの対象から外しました。この場合、除外するパターンは以下のような感じになります。(パターンは1行です)

^(.*/[^/]+\.vmdk|/+Users/ユーザ名/Music/.*/[^/]+\.m4a|/+Users/ユーザ名/Music/.*/[^/]+\.itc|/+Users/ユーザ名/Pictures/.*/IMG_[0-9_]+\.(jpg|JPG))$

この設定が終了したら、ClamXavを再起動します。


■ウィルススキャンの開始
「スキャン対象を選択...」からスキャンする場所を選択します。(複数指定する場合は、ShiftキーやCommandキーを使います。)「スキャン開始」を押します。スキャン対象によっては、本当に時間が掛かりますので、気長にお待ち下さい。


■ウィルスが見つかった!?
まずは冷静に対処して下さい。
私の環境では、今回のスキャンで1つ問題が見つかりました。


↑ウィルス!?

見つかった問題は、「Oversized.Zip」というものです。ただし、アップル製のファイルだった事、名前からして害は無いor少なそうという事が予想できました。実際に調べてみると、問題は無さそうなので放置する事にしました。詳しくはコチラで紹介されています。

なお、「Oversized.Zip」は「環境設定」で「最大圧縮率」を適切に設定すれば、ヒットしなくなるようです。適切なサイズが判断できなかったので、今のところ設定は保留しています。


■ClamXavの運用
ClamXavを使って定期的にウィルススキャンする方法は、「環境設定」→「スケジュール」やシェルスクリプトを利用する、などいくつかあります。また、「フォルダ監視」を設定して常にウィルススキャンを行うようにする事もできます。ただ、運用に関してはもう少し調査/検討が必要だと思いましたので、ここでは詳しく取り上げません。

ただ、定期的な運用を行っていない環境でも、ササッとClamXavを使いたい事もあると思います。例えば、ダウンロードしてきたファイルを、その場でスキャンしたい時など。その場合は、以下の方法を使うと良いでしょう。
  1. コンテキストメニューからウィルススキャンを実行する方法
    ※詳しくはコチラに解説があります。
    ClamXav_1.0.8_Tiger_e912.dmgをマウントすると、中段に「ScanWithClamXav.plugin」があります。これを「/Library/Contextual Menu Items」以下へコピーします。今のところ、日本語関連の不具合があるようなので、日本語のリソースを削除します。リソースを削除するために、Finder上で先ほどコピーしたファイルを右クリックし、「パッケージの内容を表示」を選択します。「Contents」→「Resources」と移動して、「ja.lproj」を削除します。この後、一度ログアウトして再ログインするとコンテキストメニューに「Scan with ClamXav」が追加されます。


    ↑コンテキストメニューからウィルススキャンを実行できる


  2. ファイルを解凍後、自動的にウィルススキャンを実行する方法
    解凍ツールとして「StuffIt Expander」を使用します。「Preference」から「Scan for viruses using:」で「ClamXav.app」を指定します。


    ↑「StuffIt Expander」によって解凍されたファイルが自動的にウィルススキャンされるようになる

Macのウィルススキャンを行ってみましたが、とりあえず問題無さそうな事が分かってホッとしました!(本音を言うと、ウィルスの心配を全くしていなかったので、スキャン中に1つ引っかかった時はちょっと焦りました^^;)



(追記:2009/02/05)
ClamXav Sentryの記事を書きました。

クイックルックで、複数のファイルをまとめてプレビュー!

このエントリの情報元は、Macにスイッチしましたさんのエントリです。

コレ、私も知りませんでした...。お陰様で、画像をプレビューするのがすごく快適になりました。本当にありがとうございます!

私が使用しているMacbookは、画面の解像度が1280x800pxです。このサイズでも、普段はそれほど困らないのですが、ある程度大きな画像を見る時、少し物足りないな〜と感じています。特に縦方向が問題になります。縦方向の解像度は800pxなのですが、上部にメニューバーと下部にDocsが表示されているので、表示できる画像の縦サイズは実質600px程度が限界となります。なので、よくクイックルックの「フルスクリーン」機能を使っていました。

ただ、私は非常に愚かな使い方をしていまして、複数の画像を連続して見る場合、毎回クイックルックを終了して、次の画像を選び直して、再びクイックルックを起動する事を繰り返していました。これが煩雑で煩雑で...。(当たり前!)

この問題の解決方法はすごくシンプルでした。プレビューしたい画像を最初から全て選択して、クイックルックを起動すればOKです!さらに、複数のファイルを選択すると「インデックスシート」で画像一覧を表示させる事ができるようになります。これも本当に便利だし、改めてクイックルックの凄さが分かりました。

2008年1月6日日曜日

iPhotoを使ってみた!その3 - スライドショーを作ってみる

iPhotoで写真の整理が終わったら、次は写真を使って何かを作りたくなりますよね!

今回は、iPhotoの「スライドショー」機能を解説しつつ、簡単なムービーを作る方法を紹介したいと思います。最終的に、Youtubeへアップロードしてみたいと思います。それでは早速「スライドショー」を作成してみましょう。
  1. 「スライドショー」の作成
    表示したい写真選択して、「スライドショー」をクリックする。


    ↑「スライドショー」の作成
    使用する写真を選ぶ時は、「スマートアルバム」と「レート」や「フラグ」を使用すると便利です。


  2. 「スライドショー」の設定
    「スライドショー」を作成すると、次のような画面が表示されます。


    ↑「スライドショー」の作成画面

    追記:画像、小さいですね...orz
    Macな方はコチラなどを参考に、拡大して下さい。
    お手数をかけて申し訳ありません。


  3. 「スライドショー」全体の設定
    「設定」をクリックします。
    ここでは私のオススメの設定を紹介します。
    色々試した結果、この設定にしておけば、細かい調整無しでもそこそこ良いムービーが作成できると思います、多分...。


    ↑「スライドショー」全体の設定
    デフォルトの設定から変更する箇所
    - 「写真のサイズをスクリーンに合わせる」にチェック
    - 「スライドショーを曲に合わせる」にチェック
    - 「4:3 iDVD、テレビ」を選択(スライドショーをMacで表示させたい場合は、「現在の表示」のままでOK)


  4. 「スライドショー」の曲を選定
    「曲」をクリックします。


    ↑ここから「スライドショー」で流れる音楽を選択
    ここでは、「サンプル曲」の「Acoustic Sunrise.m4a」を選択しました。

    補足:スライドの枚数と音楽の長さ(時間)の関係
    今回選んだ「Acoustic Sunrise.m4a」の曲の長さは、「1:18」=「78秒」です。一方、スライドを切り替える時間は「3秒」です。トランジション(スライドを切り替える時の効果)の時間を少し考慮して、1枚当たり「3.5秒」掛かるとすると、音楽が流れている間に表示できるスライドの最大枚数はおよそ「22枚」になります。という訳で今回は22枚の写真を選択しています。なお、「設定」で「スライド中に曲をリピートする」にチェックが入ったままの場合は、スライドの枚数や音楽の時間を気にする必要はありません。


  5. 「スライド」単位で調整
    (訂正:この項目は全面的に修正しました)
    ここは腕の見せ所ですね。お好みで設定して下さい!
    ちなみに、私は全く手を付けていません...。特に調整しなくてもそこそこのモノは出来上がると思います。

    とは言え、iPhotoでは調整も簡単にできますので、より効果的に見せたいスライドは少し弄ってみると良いでしょう。

    - エフェクト
    写真の色を設定できます。
    「なし」、「白黒」、「セピア」から選択する事ができます。


    -トランジション
    スライドが切り替わる時に様々な表現を付けます。
    多くの種類があるので、実際に試して好みのものを見つけて下さい。面倒な時は「ランダム」を選んでも面白いと思います。


    - Ken Burns エフェクト
    少し聞き慣れない単語かもしれません。簡単に言ってしまうと、静止画を「ズーム(拡大、縮小)」、「パン(平行移動)」する事で、動きがあるようにみせる映像のテクニックです。(詳しくはコチラで確認して下さい)

    iPhotoでは簡単にKen Burns エフェクトを付ける事ができます。具体的には、「開始」の状態と「終了」の状態を設定するだけで、後は自動的にカメラが動く仕組みになっています。

    ここでは、写真を下から上にパン(平行移動する)しつつ、ズーム(拡大)していく設定方法を紹介します。


    ↑① 開始のスライド状態を設定
    下部を表示するように、写真をドラッグして移動する。



    ↑② 終了のスライド状態を設定
    顔が映るように、写真をドラッグして移動する。
    右下バーを右方向(拡大)へ移動する。
    これでこのスライドは、写真の下から上へ移動しつつ、顔がズームアップされていく効果が得られます。

    なお、「設定」で「自動Ken Burns エフェクト」にチェックが入っている場合(オススメ設定ではチェック済み)、iPhotoが全てのスライドに対して自動的にKen Burns エフェクトの処理を行います。そのため、一度再生してみて、不満なスライドだけ設定し直せばOKです。


    - 調整
    「調整」ボタンをクリックします。
    ここで、スライドの再生時間やトランジションの種類、方向、速度など細かな調整を行う事ができます。


    ↑スライドの微調整ができる


  6. 「スライドショー」の確認
    「再生」をクリックします。
    スライドショーを確認して、問題なければ次へ進んで下さい。

  7. ムービーの作成
    メニューから「共有」→「iDVDに送信」を選択します。
    「スライドショー全体を送信」をクリックして、しばらく待ちます。(それなりに時間が掛かります!)

    すると、ホームの「ムービー」の下に「(スライドショーの名前).mov」が出来ているはずです。(22枚、1:18のスライドショーで、なんと77MB!)なお、ムービー作成が終わると、自動的にiDVDが起動します。今回はYoutube用のムービー作成が目的なので、終了して構いません。また、「書類」ディレクトリに作成された「My Greate DVD.dvdproj」も削除して問題ありません。

    このmovファイルをYoutubeにアップロードもできるのですが、さすがに巨大すぎるので変換する事にしました。Youtubeのヘルプを確認してみると、「mpeg4(DivX)」、「640x480」、「MP3音声」、「30fps」が最適のようです。幸いにして、DivX Proを使う事ができるので、DivX Converterを使ってエンコードしました。(13MBになりました!)

    完成した動画が↓です。



以上、iPhotoで「スライドショー」を作る方法を紹介しました。iPhotoは手軽に使え、その上そこそこ格好良いモノを作れるので、本当に良いアプリケーションだと思います。

さて、次回のiPhotoシリーズは「プリント」編を企画していますが、何か書く事あるのかなぁ...。期待せずにお待ち下さい!

2008年1月5日土曜日

iPhotoを使ってみた!その2 - イベントを使いこなす

今回紹介する内容は、iPhotoの「イベント」機能です。もうネタ的に新鮮では無いのですが、「イベント」使いこなす事でさらに写真の整理がスムースに行えるようになるので、取り上げる事にしました。

iPhotoの「イベント」とは、複数の写真を1つのグループとしてまとめて管理する仕組みです。標準の設定では、「1日1イベント」が設定されています。ただ、それでは不都合なケースも出てくると思います。例えば、朝撮った「花」の写真と、夜撮った「ペット」の写真は別の「イベント」にしたい場合。あるいは、2日間の旅行中に撮った写真は1つの「イベント」としてまとめたい場合...など。iPhotoでは、このようなケースにも柔軟に対応出来るようになっています。今回はこの機能を紹介します。
  • 「イベント」間隔の設定
    メニューバー「iPhoto」→「環境設定...」を選択します。
    「イベント」アイコンをクリックします。
    「イベントを自動分割する間隔」で間隔を変更する事ができます。


    ↑初期設定は「1日1イベント」
    他には「1週間」「2時間」「8時間」の単位で自動的にイベントを分ける設定ができます。(基本的には変更する必要は無いと思います^^;)


  • スキミングとサムネールの変更
    ライブラリから「イベント」を選択します。
    「イベント」のサムネールが一覧表示されます。この時、サムネール上で、マウスを左から右に動かすと「イベント」に含まれる写真が順番にパラパラと表示されます。これをiPhotoでは「スキミング」と呼ぶそうです。画面を遷移する事無く「イベント」に含まれている写真を全て確認する事ができるので、とても便利な機能です。

    またサムネールを変更する事もできます。標準では、1枚目の写真(時系列でもっとも古い写真)が設定されています。このサムネールを変更するには、「スキミング」中に右クリックでメニューを表示させ、「キー写真の設定」を選択します。または「イベント」内で変更したい画像を選択し、同様に設定する事ができます。


    ↑「スキミング」中にサムネールの変更ができる


  • 「イベント」の分割
    分割したい「イベント」のサムネールをダブルクリックします。
    新しい「イベント」を作りたい写真を選択して、「分割」ボタンを押します。(メニューバーから「イベント」→「イベントを分割」でもOK)


    ↑「イベント」を分けたい写真を選んで「分割」ボタンを押す



    ↑「イベント」が分割される
    最後に「イベント」の名前を付ければ完了です。


  • 「イベント」の結合
    結合したい「イベント」を選択します。(複数のイベントを選択するには、Shift+クリックまたはCommand+クリックを使います。)
    この状態で「結合」ボタンを押せば複数のイベントが1つにまとまります。


    ↑「結合」は複数のイベントをまとめる

このエントリではiPhotoの「イベント」機能を中心に紹介しました。前回紹介した「キーワード」と「スマートアルバム」に加え、この「イベント」機能を使えば、膨大な写真でも気持ちよく整理できるようになると思います。是非、お試し下さい!

2008年1月4日金曜日

Safari - リンクが消えて、画面真っ白になる!?

以前、Safariで頻繁に落ちる現象に遭遇していたのですが、HDDを交換した時にLeopard再インストールした事、Safariのバージョンアップがあった事などがあり、殆ど発生しなくなりました!結局、原因は不明のままだけど、SIMBLのプラグイン関係をアレコレ弄っていた事が怪しいな〜と考えています。

今回はまた別の問題に遭遇したので、まとめてみたいと思います。今現在、Safari 3.0.4(5523.10.6)を使用しているのですが、リンクが多いページで少し変な挙動しませんか?具体的には、リンク(アンカー)の箇所が消えてしまう事がありませんか?ただ、画面をスクロールして再描画が行われると正常に戻ります。従って、それほど大きな問題ではありませんが、ちょっと気持ち悪いな〜と思いましたので...。

もしかしたら、この問題も私の環境だけで発生しているのかもしれません。私の環境では、以下の手順でリンクが消える現象が発生します。
  1. Yahoo ニュースを表示


    ↑こんな画面が表示されるはず

  2. 例えばトップのニュースを選択し、ページ移動
  3. ブラウザの「戻る」ボタンを押す(Command+←キーでもOK)
    すると、 画面からリンクが消える!
    ※必ず発生する訳ではありません。その場合は、何回か2→3を繰り返してみて下さい。


    ↑こんな感じでニュースへのリンクが消え、画面が真っ白になる

些細な問題だけど、なぜかSafariの不具合っぽい現象に縁がある気がします。もしかして、自分はSafariとの相性が悪いのか!?なんて考えてしまいました。

念のため、Yahooさんのページに問題がある訳ではありません。他のページでもある程度リンクが張られているページならば発生する事があります。

iPhotoを使ってみた! - 写真を整理する3つの機能

やっと、と言うべきかもしれませんが、iPhotoを使ってみました。まだ「ちょっとだけ」しか触っていないのですが、それでもMacの哲学が行き渡っているのを感じ、素直に感心してしまいました。

少し触っただけなのですが、iPhotoは写真を整理するツールとして本当に良く出来ていると思います。具体的には、「キーワード」、「検索」、「スマートアルバム」の3つの機能を挙げたいと思います。この3つの機能をおさえておけば、写真を整理するツールとして十分使えるようになると思います。今回は、それぞれについて簡単な解説をしてみたいと思います。なお、使用しているのはiLife'08 iPhotoです。
  • キーワード
    ブログを書いたことがある人には「タグ」や「ラベル」という表現の方がしっくりくるかもしれません。要は写真に対して「キーワード」を関連付ける機能があります。1枚の写真に対して、複数のキーワードを設定する事ができます。また、キーボードショートカットを使って簡単に設定する事もできます。
    なお、キーワードを使う場合、メニューバーの「表示」→「キーワード」にチェックを入れておくと便利です。

    1.キーワードウィンドウの起動
    「ウィンドウ」→「キーワードを表示」を選択します
    (Command+KキーでもOK)


    ↑こんなウィンドウがポップします。


    2.キーワードの編集
    「キーワードを編集」を選択します
    「+」からキーワードを追加する事ができます。この時、「ショートカット」の設定をしておくと便利です。


    ↑ショートカットは、アルファベット、数字、記号などから設定する事ができます(何故か、日本語も設定できました...が実用性は低いと思います^^;)


    3.キーワードの設定
    キーワードを設定したい写真を選び、ボタンをクリックします(ショートカットキーを押してもOK)。複数の写真を選択していた場合、まとめてキーワードが設定されます。もう一度押すとキーワードが解除されます。


    ↑まだキーワードは設定されていない



    ↑キーワードが設定された


  • 検索
    検索機能は左下にあります。(個人的には右上にあった方が、Macのインタフェースとして統一感があると思っているですが...)このテキストボックスに入力すると、該当する写真だけが表示されます。これが基本なのですが、これ以外にも「日付」「キーワード」「レート」から簡単に検索できるようになっています。まずはテキストボックス左側の「虫眼鏡」のアイコンをクリックしてみて下さい!

    「日付」から検索する場合

    ↑写真がある日付は「太字」で表示される
    ここから日付を範囲指定する事で写真を絞り込む事ができます。月単位だけでなく、日付単位でも範囲指定する事ができます。


    「キーワード」から検索する場合

    ↑キーワード一覧が表示される
    キーワードをクリックするだけで絞り込む事ができます。


  • スマートアルバム
    先に紹介した「検索」機能も便利なのですが、よく使う検索パターンがある場合は「スマートアルバム」を利用すると良いでしょう。「スマートアルバム」とは、あらかじめいくつかの検索条件を設定しておき、その条件に合う写真だけを表示してくれる機能です。新しく写真を追加した場合も自動的に反映されるので、一度設定しておけばずっと使える、とても便利な機能です。

    ちなみに、iTunesの「スマートプレイリスト」を利用した事があれば、全く同じ感覚で作成する事ができます。このインタフェースの統一感は本当にすごいですね!

    1.「スマートアルバム」の作成
    「ファイル」→「新規スマートアルバム...」を選択します。

    2.検索条件の設定
    「スマートアルバム名」を入力します。
    「次の条件に一致:」から必要な検索条件を設定します。


    ↑絞り込みの条件設定
    ここでは、「キーワードが」「ココ(手入力)」「を含む」という条件設定にしました。他にも様々な条件を設定する事ができます。(様々な種類の条件設定が選択できるので、是非試してみて下さい!)



    ↑検索条件に一致する写真だけが表示される

以上、iPhotoで写真に「キーワード」を関連付ける方法、写真を「検索」や「スマートアルバム」から絞り込む方法を紹介しました。

正直に言えば、今回のエントリは説明が足りないと思っています。ですが、実際に使っているうちに慣れると思うので、iPhotoを使い始めるまでのキッカケになればいいな〜と思ってまとめてみました。特に「キーワード」の設定方法をマスターすれば、写真の整理が一気に快適になると思います。(最初、「キーワード」の付け方が分からず困りました...これは私だけ?)

これで写真の整理はできるようになったので、次は写真を使って表現する方法、「プリント」や「スライドショー」などの機能を試してみようと思っています。

2008年1月1日火曜日

VMware Fusionを別のスペースで起動させたい!

年末にVMware Fusion+WindowsXPをインストールしました。この環境でWindowsを使用する時は、「ユニティ」ではなく「フルスクリーン」を使っています。そうなると、Spaces#1はMac、Spaces#2はWindowsと別のスペースで使いたくなりますよね、もちろん自動的に!

という訳で、アプリケーションを起動する時に、自動的に他のSpacesで起動することができないか、調べてみました。すると、ちゃんと「Macハンドブック」に書いてありました。ハンドブックを読めば分かると思いますが、折角なので図入りでまとめてみます。
  1. 「システム環境設定」→「ExposeとSpaces」→「Spaces」を選択する
  2. 中段左「+」を押して、アプリケーションを選択する
  3. 中段右「▲▼」から、起動させたいSpacesの番号を指定する


これだけです。
例えば今回の設定では、VMwareはSpaces#2に起動するようになります。また、VMwareを起動する時、自動的にSpaces#2へ移動するようになっています。その為、別のSpacesに割り当てても、違和感なく操作できるようになっています。この程度は当たり前なのかもしれませんが、よく作り込まれているな〜と思いました。

あけましておめでとうございます。

2008年になりました!

このBlogも無事に年を越すことができました。
若干ネタ切れ感があるのですが、今年もよろしくお願い致します。