2008年1月5日土曜日

iPhotoを使ってみた!その2 - イベントを使いこなす

今回紹介する内容は、iPhotoの「イベント」機能です。もうネタ的に新鮮では無いのですが、「イベント」使いこなす事でさらに写真の整理がスムースに行えるようになるので、取り上げる事にしました。

iPhotoの「イベント」とは、複数の写真を1つのグループとしてまとめて管理する仕組みです。標準の設定では、「1日1イベント」が設定されています。ただ、それでは不都合なケースも出てくると思います。例えば、朝撮った「花」の写真と、夜撮った「ペット」の写真は別の「イベント」にしたい場合。あるいは、2日間の旅行中に撮った写真は1つの「イベント」としてまとめたい場合...など。iPhotoでは、このようなケースにも柔軟に対応出来るようになっています。今回はこの機能を紹介します。
  • 「イベント」間隔の設定
    メニューバー「iPhoto」→「環境設定...」を選択します。
    「イベント」アイコンをクリックします。
    「イベントを自動分割する間隔」で間隔を変更する事ができます。


    ↑初期設定は「1日1イベント」
    他には「1週間」「2時間」「8時間」の単位で自動的にイベントを分ける設定ができます。(基本的には変更する必要は無いと思います^^;)


  • スキミングとサムネールの変更
    ライブラリから「イベント」を選択します。
    「イベント」のサムネールが一覧表示されます。この時、サムネール上で、マウスを左から右に動かすと「イベント」に含まれる写真が順番にパラパラと表示されます。これをiPhotoでは「スキミング」と呼ぶそうです。画面を遷移する事無く「イベント」に含まれている写真を全て確認する事ができるので、とても便利な機能です。

    またサムネールを変更する事もできます。標準では、1枚目の写真(時系列でもっとも古い写真)が設定されています。このサムネールを変更するには、「スキミング」中に右クリックでメニューを表示させ、「キー写真の設定」を選択します。または「イベント」内で変更したい画像を選択し、同様に設定する事ができます。


    ↑「スキミング」中にサムネールの変更ができる


  • 「イベント」の分割
    分割したい「イベント」のサムネールをダブルクリックします。
    新しい「イベント」を作りたい写真を選択して、「分割」ボタンを押します。(メニューバーから「イベント」→「イベントを分割」でもOK)


    ↑「イベント」を分けたい写真を選んで「分割」ボタンを押す



    ↑「イベント」が分割される
    最後に「イベント」の名前を付ければ完了です。


  • 「イベント」の結合
    結合したい「イベント」を選択します。(複数のイベントを選択するには、Shift+クリックまたはCommand+クリックを使います。)
    この状態で「結合」ボタンを押せば複数のイベントが1つにまとまります。


    ↑「結合」は複数のイベントをまとめる

このエントリではiPhotoの「イベント」機能を中心に紹介しました。前回紹介した「キーワード」と「スマートアルバム」に加え、この「イベント」機能を使えば、膨大な写真でも気持ちよく整理できるようになると思います。是非、お試し下さい!

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