2008年7月20日日曜日

アプリケーションごとに入力ソースの状態を保持してくれる「InputSwitcher」

「apple」と入力しようとして、「あっpれ」と入力してしまった事はありませんか?

Mac OS X Leopardには、「ひらがな」、「英字」などの入力ソースの状態を、アプリケーションごとに保持してくれる機能がありません。これは私だけかもしれませんが、アプリケーションを切り替えながら作業していると、入力ソースの切り替えを忘れ、上記のような入力ミスをしてイラッとしてしまう事がよくあります。

という訳で、今回は、この機能の一部を補ってくれる「InputSwitcher」を紹介したいと思います。

InputSwitcher導入前、つまりLeopardの標準では...
  1. ターミナルで作業する
    → 入力ソースは「英字」
  2. Googleで検索する
    → 入力ソースを「ひらがな」に切り替える
  3. ターミナルでの作業に戻る
    → 入力ソースは「ひらがな」のままなので、「英字」に再び切り替える必要がある...。
と、アプリケーションを切り替える度に入力ソースの切り替えが必要になります。そこで、InputSwitcherを導入すると...
  1. ターミナルで作業する
    → 入力ソースは「英字」
  2. Googleで検索する
    → 入力ソースを「ひらがな」に切り替える
  3. ターミナルでの作業に戻る
    → 入力ソースが自動的に「英字」に切り替わる!(InputSwitcherが以前の状態「英字」に戻してくれる)
と、このように「一手間」省く事ができます。

これは、単に入力ソースの切り替え回数を減らしてくれるだけでなく、以前の続きから自然に入力する事ができるので、思考が中断されない/されにくい、という効果があります。個人的には、文字入力がとても快適になったと感じています!

ただし、InputSwitcherが入力ソースの状態を保持してくれるのは、「Cocoaアプリケーション」だけです。例えば、FirefoxやThnderbirdなどでは効果がありません。(グローバルな値が設定されます)

一部、制限はあるのですが、InputSwitcherを導入すると、入力環境が大きく変わると思います。もし、入力ソースの切り替えの煩雑さにストレスを感じているならば、InputSwitcherを試してみてはいかがでしょうか!?


InputSwitcherのダウンロード、インストール方法、制限事項など詳しくはコチラから!

0 件のコメント: