2009年1月18日日曜日

ことえりで、常に「半角スペース」が入力されるようにする方法

Macを買ったばかりの頃のエントリにも書いたのですが、私がATOKを選択したキッカケは、ことえりで日本語入力する時、常に「全角スペース」になってしまう事でした。

当時は知らなかったのですが、実はことえりでも、日本語入力モードで常時「半角スペース」にする事ができます。これは、少し前に、ザリガニが見ていた...。さんの記事経由で、まとめサイト「使えるdefaultsを書き込め」の「ことえり」の項目で知りました。

私の環境でも動作確認する事ができたので、備忘録的にココでも紹介してみたいと思います。実際に行った事は、ターミナル上で次のコマンドを実行するだけです。
defaults write com.apple.inputmethod.Kotoeri zhsy -dict-add " " -bool no
killall Kotoeri
※killallする代わりに、再ログインした方が楽チンだと思います。

このコマンドを実行後、「全角スペース」を入力したい場合は、「Option+スペースキー」を押します。(Shift+スペースキーではありませんw)また、元の状態に戻すには、
defaults write com.apple.inputmethod.Kotoeri zhsy -dict-add " " -bool yes
killall Kotoeri
と「no」を「yes」に書き換えて実行すればOKです。

もし、ことえりの「全角スペース」が気に入らない!と思っている方がいたら、是非お試し下さい。


詳しくはコチラからどうぞ!


(追記:2010/06/03)
私の環境では、これまでに問題になった事は無いのですが、defaultsコマンド実行後に、killallを実行すると不安定になるという情報をいくつか頂いております。より確実に処理するためには、再ログインを行った方が良いと思います。

2009年1月12日月曜日

Macbookのモーションセンサー

何を今更!的なネタです。

お恥ずかしながら、つい先程まで、Macbookにモーションセンサーが内蔵されている事を知りませんでした。今時のノート型なら当たり前なのかもしれませんが、なぜかMacbook pro限定だと思い込んでいました。

この事を知ったのは、「Liquid Mac 1.5」を試してみた時です。
LiquidMac」は、名前から想像できるように、Macbook内蔵のモーションセンサーを使って、液体の動きをシミュレートするアプリケーションです。重力や液体の性質等をパラメータで調整して異なる動きを楽しむ事もできます。

実際に、Macbookを右側に傾けてみると...


↑LiquidMacの画面
Macbookの傾きにそって液体が動きます!


という事は、Macbookも、「The Newton Virus」に感染したら大変な事になってしまうのですね!


↑The Newton Virus
コレを見て、Macbook Proにモーションセンサーがあるとは知っていたのですが...。


他には、Macbookを動かしてテトリスするとか...


↑Macbookでテトリス!
詳しくは南船北馬さんの「Macbookのモーションセンサーでテトリスをやってみた」からどうぞ。モーションセンサーの値は、Pythonで読み取っているようです。



色々な事が出来るんですね〜。
ただ、HDDに影響があると思うので、遊ぶ時は程々に!あ、SSDに交換すれば良いのか...?

2009年1月9日金曜日

iAntiVirusが正常に機能していない?(多分、大丈夫のはず...)

このエントリを書くキッカケは、
を読んだ事です。iAntiVirusが正常に動作していないよ!という驚きの内容でした。私は確認していなかったのですが、どうも前のバージョンから問題があったようです...。


まず最初に、私の環境下での結論を書いておきます。

少なくとも私の環境では、リアルタイム・プロテクション、スキャン機能共にeicarのダミーウィルスを検出する事ができました。ただし、後述しますが、iAntiVirus 1.3にアップグレード後、少しおかしな挙動をした事も事実です。という訳で、試した事をまとめておこうと思います。


実際に行った事はすごく単純で、iAntiVirus 1.3が動作している環境で、
  1. eicarからダミーのウィルスファイルをダウンロードする
  2. eicarのダミーファイルを置いた状態で、スキャンを実行してみる
これだけです。また、テストした時の環境を、覚えている範囲でメモしておくと、iAntiVirus 1.3へは「Smart Upgrade」からアップグレードしました。また、アップグレード後、アプリケーションやOSの再起動は行っていません(多分)。

実は、いきなり問題発生しました!1.のリアルタイム・プロテクションが機能していません。以前は問題なかったのですが、今回は何回ダミーのウィルスファイルをダウンロードしても無反応でした...。

続いて、2.のスキャンを実行してみました。スキャン方法は「Quick Scan」を選択しました。コチラはちゃんと反応がありました。


↑ダミーのウィルスが検出された画面
「Remove selected」ボタンを押すと、該当ファイルが隔離されました。



↑こちらはサマリー画面
「Quick Scan」を実行した結果、「1件」検出されています。(期待通りの結果です)


という結果だったので、iAntiVirus 1.3ではリアルタイム・プロテクションが機能していないのでは?という内容のエントリを書き始めました。が、途中でふと思いたって、OSを再起動してみました。その後、もう一度同じ実験を行ったところ、今度は、1.のリアルタイム・プロテクションも正常に機能しました!


↑ウィルス検出のメッセージ
ダミーのウィルスファイルをダウンロードすると、瞬時に表示され、隔離されました。(期待通りの動きですね!)


また、2.のMac内をスキャンするテストでは、「Normal Scan」、「Custom Scan」をそれぞれ実行してみましたが、どちらもダミーのウィルスを検出し、正常に動作していました。


以上の結果により、少なくとも私の環境では、リアルタイム・プロテクション機能、スキャン機能共に正常に動いていると思われます。(ただ、現時点で言えるのは、ダミーのウィルスファイルは検出できた、という事だけですね...。)

ここからは問題の切り分けが十分に出来ていないので、完全に推測のレベルになってしまいますが...。ひとつの可能性として、Smart Updateに問題があったのでは?と疑っています。iAntiVirusを1.3へアップグレード後、正常に機能していないかも!?と思ったら、iAntiVirusを一旦終了してみる or OSの再起動してみると良いかもしれません。



以前、iAntiVirusを取り上げたエントリはコチラです。
iAntiVirusのオフィシャルサイトはコチラです。
ダミーのウィルスファイルをダウンロードしたい時はコチラからどうぞ。



(追記:1/12)
このエントリを読んで、MacOSXの新着アプリテスト記録とトラブルシューティングさんが再度テストして下さったようです。詳しくはコチラ!が、どうも正常に機能していないようですね...。という訳で、少なくとも私が予想したSmart Update不具合説はハズレっぽいです。

それと、当面はClamXavなど、何らかの代替策を用意しておいた方が良さそうですね。

2009年1月7日水曜日

MWSF '09に合わせて?リリースされたアプリケーション(メモ)

おそらく、MWSF '09に合わせてリリースされたのだと思うのですが...。

本日は、個人的によく利用しているアプリケーションのバージョンアップラッシュになっています。まだ新機能など、殆ど試せていないのですが、とりあえず備忘録的にメモ。

  • Picasa for Mac 3.0.1.321
    → 昨日リリースされたPicasa for Macの一部不具合を修正したバージョンが公開されています。

  • Skype 2.8.0.324(β版です!)
    → 個人的に注目している機能は、「画面共有」です。まだ使っていないのですが、後で試しみる予定です。何か面白いところ(特にiChatと比較して!)が見つかれば、別途エントリを書くかもしれません。

  • iAntiVirus 1.3
    → アップデートの詳細は不明です。
    久しぶりにデータベースを覗いてみると、対応している"脅威"が90個に増えていました。少しずつですが、着実にデータベースが充実している模様です。(喜ぶべきか迷うところですが...w)

  • Jing 2.0.12804
    → じっくり使う機会が無かったので、このブログでは取り上げていません。ご存じの方も多いかと思いますが、Jingは、Flash(swf)形式のスクリーンキャストを簡単に撮影できるアプリケーションです。ちなみに、有償版ではmp4形式での録画が可能です。
    このバージョンになって、インタフェースが洗練されたな〜と感じました。という訳で、機会があれば取り上げてみようと思っています。
    (これは蛇足になりますが、Jingでもスクリーンショットの撮影、編集、共有まで可能です。が、私にとってはSkitchの方が使い勝手が良いので、"スクリーンキャスト"アプリケーションとして扱っています。)

  • Stuffit Expander 13.0.3
    → 実はそれほど使用頻度は高くないのですが、様々なファイルに対応している解凍ツールなので、インストールしておいて損は無いと思います。という訳で、そのままバージョンアップしました。ちなみに、MacUpdateページの「Download Now」からダウンロードする方が楽チンかもしれません。

  • iLovePhotos 1.0(1659)
    → 最近利用していなかったので、いつバージョンアップされたのか不明です...。(古い情報だったゴメンなさい!)
    新しいiPhotoやPicasaに顔認識機能が標準で備わっているので、これからは厳しそうですよね...。大逆転?な展開にも期待しつつ、一応バージョンアップしてみました。


他にも色々リリースされているようですが、目に付いたところは以上です。

2009年1月6日火曜日

Picasa for Macを試してみた。

Picasa for Mac(beta)をダウンロードする事ができたので、ちょっとだけ試してみました。


↑Picasa for Macのバージョン


まだ本当にちょこっと触っただけなのですが、Picasa for Macのファーストインプレッションを書いてみようと思います。

使ってみてすぐに感じたのは、「軽い!」という事です。iPhotoと同じライブラリを読み込んでいるのですが、Picasaの方がヌルヌル動くな〜と感じました。

また、「iLovePhots」(以前紹介したエントリはコチラ)のように、写真から自動的に「顔」を検出して、絞り込む機能があります。これもサクッと動作したので便利ですね。Google Maniaさんの記事(ただし、Windows版)を読むと、「誰」かまで判定してタグ付けを行ってくれるようなので、これは後で試してみようと思っています。


↑このボタンを押すと、「顔」が検出された写真だけが表示される。


一方で、サムネイルが表示される画面では、iPhotoの方が「キレイ」だと思いました。Picasaの速さとのトレードオフの結果なのか、iPhotoがサムネイル作成する時に画像処理をしているのか不明ですが...。ただ、両者を比較してみると、iPhotoの方が鮮やかで見映えがするな〜という感想を持ちました。(↓参考画像)


↑iPhotoとPicasaのサムネイルを並べてみた。


また、Picasaには、写真に「文字を埋め込める」機能があります。ただ、残念ながら現バージョン(3.0.0.310)では、日本語の入力は出来ないようです。

最後に、削除する時の気付いた事も書いておきたいと思います。AppCleaner(以前紹介したエントリはコチラ)で、Picasaを削除しようとした場合、ライブラリやサムネイルのキャッシュなどを検知してくれません。完全に削除したい場合は、「~/Pictures/Picasa」や「~/Library/Application Support/Google/Picasa3」も削除が必要かもしれません。


以上をまとめてみると、現在iPhotoを使っている私にとっては、今すぐにPicasaへ乗り換える必要はないな〜という結論になりました。ただ、実際に使ってみると、動作も軽いし、Web側との連携も簡単で便利そうだったので、次バージョンのiPhotoの出来次第では...と思っています。という訳で、今後も引き続きチェックしていく予定です。


Picasa for Macのダウンロードはコチラから。

2009年1月5日月曜日

「プレビュー.app」からGoogle Mapを開く方法

お正月は気分が悪く、悪寒に震えながら、ずっと布団の中で過ごしていました...。

改めまして、あけましておめでとうございます。(ようやく新年を迎えられた感じですw)


さて、早速本題ですが、「プレビュー.app」って本当に高機能ですよね!今回も、その高機能っぷりに驚いた話を取り上げてみようと思います。(ちなみに、プレビュー.appで編集機能に関するネタはコチラです。)

結論を言ってしまえば、プレビュー.appを使うと、撮影した場所をGoogle Mapで簡単に開く事ができます。勿論、写真のメタデータ(Exif)にGPS情報が含まれていれば、という条件が付きますけど。

プレビュー.appからGoogle Mapを開くには...
  1. iPhoneなどで撮影した、GPSデータが含まれている写真を「プレビュー.app」で開きます。
  2. メニューバーの「ツール」→「インスペクタ」を選択します。(Command+IキーでもOK)
  3. 「詳細情報」タブ(中央の、"i"アイコンのタブ)を選択します。
  4. 「GPS」タブの「場所を確認」ボタンをクリックする。



    ↑プレビュー.appのインスペクタ
    GPS情報が含まれている写真の場合、「GPS」タブが追加されています。

    このようにプレビュー.appのインスペクタから写真のGPS情報を確認する事ができます。同時に世界地図が表示され、どこで撮影されたのかも表示されます。また、「場所を確認」ボタンをクリックすると、Google Mapを開く事ができます!

という訳で、撮影した場所を手っ取り早く確認したい時は、「プレビュー.app」を利用するのが良いかもしれません。

2009年1月1日木曜日

あけましておめでとうございます。



このブログも2009年を迎える事ができました。

正直な事を言えば、1年以上続けられるとは思っていませんでした...。また、来年も迎えられるように細々と続けていきたいと思います。色々至らない点もあると思いますが、本年もよろしくお願い致します!