2008年5月5日月曜日

「Burn」でオーディオCDが作成出来きない時は? − カスタムffmpegを使ってみる!

以前、『「Burn」でMP3などのファイルからオーディオCDを作成してみた。』というエントリを書きました。通常はここで紹介した方法でOKなのですが、一部のファイルでオーディオCDが作成できないケースがありました。

具体的には、4.の「ディスク作成」ボタンを押した後、「空き容量が不足」というダイアログが表示されます。最初は少しファイル数が多かったのかな?と思い、ファイルを減らしていったのですが、結局この問題が解消されることはありませんでした。




このような状況から、このエラーは空き容量ではなく、ファイル変換が出来ない事が問題なのではないか!?と思いまして、「カスタムffmpeg」を試してみる事にしました。といっても、ffmpegを自分でビルド出来るとは思えなかったので「ffmpegX」に含まれているffmpegを利用しました。その結果、「空き容量が不足」と表示されたオーディオファイルも無事にオーディオCD化する事が出来ました!

という訳で、「Burn」で独自のffmpegを設定する方法を紹介したいと思います。
  1. 「ffmpeg」を用意する
    一番簡単な方法は、ビルド済みのffmpegを利用することです。
    例えば、「ffmpegX」に含まれている「ffmpeg」は、
    「ffmpeg.app」を右クリック→「パッケージの内容を表示」→「Contents」→「Resources」→「ffmpeg」
    になります。このファイルをそのまま利用するか、どこか適切なディレクトリへコピーして下さい。

  2. 「ffmpeg」を指定する
    メニューバー→「Burn」→「環境設定」→「上級設定」→「カスタムffmpegを使用」にチェックを入れる。続いて、「選択」から1.で用意した「ffmpeg」を指定します。


    ↑1.で準備した「ffmpeg」を指定する

もし、容量は足りているはずなのに「空き容量が不足」というダイアログが表示されてしまう場合は、カスタムffmpegを利用してみると解決するかもしれません。是非、お試し下さい!

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