今利用している環境は、昨年末にHDDの換装を行ったので、半年間ほど利用してきた事になります。Windowsユーザだったら、そろそろ一回デフラグやっておくか〜と思う頃でしょうか?w
と、モヤモヤ考えていたのですが、「Macのデフラグ」という話題はほとんど見かけません。むしろ、「デフラグする必要無いよ!」とのこと。これまで、Macのファイルシステムの特長など知らずに利用してきたので、なぜ必要が無いのか分からなかったのですが、このコラムを読んでかなりスッキリしました。
自分なりに理解した事を整理してみると、今利用している環境(HFS+&ジャーナリング)では、次の機能が働いているようです。
- Delayed allocation
大きなファイル(20MB以上)が読み込まれると、自動的に連続した空き領域に再配置される機能 - Hot-File-Adaptive-Clustering
頻繁に利用される、小さなファイル(10MB以下)は、高速アクセス可能な領域(HDD外周部)に再配置される機能
とは言え、実際のところはどうなんだろう?と思う訳で、コラムで使っていた「iDefrag」を試してみました。「iDefrag」は有料のソフトウェアなのですが、「デモバージョン」を利用する事ができます。早速、ダウンロードして実行してみました。その結果がコチラです。
↑私の環境では、ファイルの断片化率は「0.3%」(*1)でした。
(*1)iDefragでは、断片化率が2つ表示されています。ヘルプを調べると...
断片化率は 2 つの異なる推定値を表示しています。との事。直感的にイメージしやすい「右側」の数値を採用しています。
左側の数値は、最も大きなフラグメントファイルから他のフラグメントファイルまでの空き領域のパーセンテージで、右側の数値はブロックあたりの断片化数のパーセンテージです。
これまで、様々なアプリケーションをインストール、アンインストールを行っているので、私としては、かなりファイルシステムを酷使してきたつもりだったのですが...。それでも、断片化率が「0.3%」という結果には驚きました。知らない間に「Delayed Allocation」や「Hot-File-Adaptive-Clustering」などが働いていた結果だと思われますw
という訳で、少なくとも私の環境では「デフラグは必要無い!」という結論になりました。ただし、環境によっては違う結論が出る可能性があります。気になる方は、一度「iDefrag」のデモバージョンを試してみると良いかもしれません!
「iDefrag」のオフィシャルページはコチラから。(右上に「Download demo」があります!)
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