実は、Safari3.1リリース以降、WebKitは全く利用していませんでした。現状の処理速度に満足していたというのもありますが、正直に言えば、当面の間これ以上大幅な高速化は期待していなかった事があります。が、4倍速!?と衝撃的なタイトルだったので、早速自機でテストしてみました。
記事中には「SquirrelFish」はまだWebKitへ統合中と書かれていたのですが、2008年5月21日(r33975)で開発終了となっています。(→コチラ)という訳で、今ダウンロード可能なWebKitは、すぐに「SquirrelFish」を味わう事ができるようです。
いつものように「SunSpider」と「Javascript speed tests」で測定してみました。
ちなみに、元記事の「Safari3」とは「Safari 3.0.x」の事です。(若干「釣られたー」感がありましたが...w)残念ながら、もうこの環境は用意できないので、現行の「Safari 3.1.1」と比較してみました。
Safar 3.1.1 | WebKit r34279 | |
---|---|---|
SunSpider | 3786.8ms | 2416.4ms |
Javascript speed tests | 220ms | 160ms |
Safari 3.0.4では、「SunSpider」が約10,000ms、「Javascript speed tests」が約600msだった事を考慮すると、"SquirrelFish"が搭載されたWebKitは、
- Safari 3.0.4と比較して、約4倍速い!
- Safari 3.1.1と比較しても、約1.5倍速い!
また実際にこのWebKitから、GmailやGoogle Reader、Google Docsなどを利用してみると、確かにSafari 3.1.1よりもキビキビと反応するような気がして、速い!と感じました。(これはプラシーボ効果なのかもしれませんけどw)
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